佐賀県によると、「ミシン本舗」は、ミシンの修理を依頼してきた客に対し、ミシンを販売する目的を告げずに自宅を訪問して、ミシンを売り付けるケースがあったという。また、ミシンを販売する際に契約書を渡さなかったり、重要事項が書かれていない書類を渡したりする法律違反が確認されたという。

佐賀県の消費生活センターや県内の市や町の相談窓口には、平成２４年５月から今年５月までに、この業者に関する相談が１９件、寄せられていた。
佐賀県は９月２日付で、「ミシン本舗」業者に対して業務の改善を指示し、今月１６日までに改善措置を県知事に報告するよう求めている。

同社の代表は、事実関係に間違いない。自分の知識不足で従業員への指導が徹底できていなかったと話しているという。