アイコン ランドセル購入に見る中国 

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米人気女優ズーイー・デシャネルがランドセルをバッグ代わりにカジュアルに使用したことから、海外で人気化したランドセル。その実用性が見直され、中国では訪日客の爆買いの対象商品の一部になっている。
ランドセルは、機能性はもとより、通常6年間使用することから頑丈に造られており、手作り状態で価格も高い(5万~10万円)。
そうしたランドセルが、中国でどうして人気化しているのか、次の記事で少しは理解できる。

中国青年報は2日、中国の消費者が日本のランドセルに食指を伸ばす背景に、中国製の学用品に「有害性」があると指摘する記事を掲載した。
記事は、8月31日に江蘇省が発表した文房具製品の品質分析報告で、筆記具、消しゴム、修正液などから可塑剤、有機溶剤に加えて「女性ホルモンに似た作用を持つとの説があるフタル酸エステルも検出された」という新華社の9月1日付報道を紹介している。

国が文具中のフタル酸エステルなどについて強制的な基準を出していないことから、文具が「合法的な有毒」状態になっているとした。

そのうえで、業者がお金儲けすることは決して間違いではないが、児童や生徒の健康を顧みずに劣悪な製品を生産するのは「道徳の血液がちっともないのだ」と批判した。
一方で、日本のランドセルブームについて「想起を禁じ得ない」として言及。ブームを「盲目的な追っかけ」、「中国では役に立たない」とする声があるとする一方で、ランドセルには「人にやさしい設計が多く盛り込まれていることを提起せざるを得ない」と論じた。

そして、企業は「児童を大切にするという理念を実際の経営で実現したうえで、利益を出すべき」であり、「良い商品」は「競争に劣勢に立たされる、ほとんどボランティアのようなもの」ではなく、すべてにおいて手厚いリターンをもたらしてくれるものであることを認識する必要性があると説いた。

記事はさらに、文具の「有毒」問題とランドセルブームによって、企業以上に関係当局が触発されるべきであると指摘して、「国内の保護者による『盲目的な追っかけ』を批判するなかで、『子どもに安全な文具を』という保護者たちの渇望を感じているのだろうか」と疑問を投げかけた。
 以上、
 白黒猫論も行き着くところまで行った現在の中国、抜本的な修正が求められているものの、当局は問題潰しに終始し、次から次に問題が生じている。幼児・子供さえ、まだ安全な環境におかれていない。
日本製のランドセルが今後中国人に売れる売れないは別して、日本製のランドセルにより、中国当局が中国人が、子供に対して安全・安心を提供する見直しになればそれほど喜ばしいことはない。

ランドセル

<一方、韓国では>
一方、海外で人気化しているランドセルに対して、朝鮮日報は6月14日、「(ランドセルは)日本軍国主義の残渣」と称して、日本人のデタラメな過去記事を探し当て(側にあるフックは日本軍のリュックに手榴弾を携帯するため取り付けられたものと掲載した。実際はスリッパや上靴など軽い袋を携帯するためのものであり、後年付け加えられたもの。戦前の軍隊でもリュックの側面のフックで手榴弾をぶら下げていた場合、いつ爆発するかわからず常識外の韓国記事となっている)、ただ、こうしたデタラメな報道は、韓国でのランドセルの人気化の芽を見事潰し、反日功績記事となっている。
中国ではこうした記事は無視されたようだ。今の韓国は反日のマスメディアが政治から経済・文化まで取り仕切っており、こうした風潮に逃げ出したい韓国の若い人たちが大勢日本を訪れている。

[ 2015年9月 5日 ]
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