アイコン 骨抜きにされた北朝鮮 朝鮮統一が現実化か

スポンサード リンク
 

習と朴の密約があるとすれば、中国寄りによる北朝鮮の軍事クーデターではないだろうか。

北朝鮮 が軍事境界線の南朝鮮側に放った3発の砲弾、これに対して、中国軍が北朝鮮の隣接地(朝鮮族自治区)へ大量の戦車を急展開させた。南朝鮮軍は、北朝鮮から のたかが3発の砲弾に対して、より強力な155ミリ砲を30数発打ち込んだ。しかし、中国軍の展開、その後の北朝鮮の豹変振りは何を物語っているのだろう か。

朴は、その後の青瓦台の幹部会議で、いつでも北朝鮮と統一国家を作るべく用意しろと命じたことも頷ける。

習と朴はこれまで、習の韓国訪問含め5回会談を行っている。これに対して、北朝鮮の正恩とは習が主席就任(2013年3月)以来、これまで1回も会談を行っていない。今年の新年の賀状公開の報道でも習の年賀状はプーチンの後方に配置されていたという。

しかし、北朝鮮は経済的に困窮しているうえ、今年は乾燥不作・一転大水害に陥っており、中露の支援がなければ国民の不満は絶頂に達する。
ただ、中国習政権は南朝鮮に執心、北朝鮮に対しては人道支援の域を出ない。支援が見込まれるロシアも同じく経済制裁と原油安で経済が疲弊、支援には限度がある。やはり、中国に頼るしかない。
一方、軍部も正恩の見境なしに処刑する恐怖から、なんら対策を講じる必要に迫られているはずだ。そこに乗じた中国の存在という絵は描ける。

また、ウクライナ問題に機を発した欧米の強力な経済制裁の結果、かつてないほどの中露の蜜月時代が構築されている。北朝鮮も南朝鮮も、すでに中露の掌にあると見れば、南朝鮮トップの軍事パレード参加も理解できよう。

こうして見ると朝鮮の統一が現実味を帯び、統一朝鮮をどちらの陣営が組み入れるか用意周到に習は朴を口説いていることになる。今は大成功しているようだ・・・。
口先介入とプライドだけの米オバマでは、こうした長期オルグ戦には勝ちようがない。

ウクライナ問題を機にして、中露は欧米に対して新たな冷戦時代を醸し出している。中露自陣営への取り込みの試金石になるのが、世界大戦後まだ地球上に南北として分断されたままの朝鮮となる。
南朝鮮国民も中国との関係強化を望んでおり、今がその時と捉えても不思議ではあるまいが、時を読むのはあくまで習であり、実行に移されるかは習しだいとなる。

すでに女性一人口説けない米オバマの外交戦での敗北は見て取れようが・・・。

朝鮮統一
  
 

[ 2015年9月 7日 ]
スポンサード リンク
 

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
骨抜きにされた北朝鮮 朝鮮統一が現実化か(09/07 14:53) 2015:09:07:14:53:02
2015年中国自動車市場(1) 日系と独系(09/07 08:07) 2015:09:07:08:07:46
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP

↑トップへ