アイコン 鬼怒川 濁流の中の白い家 旭化成のへーベルハウスだった

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決壊した鬼怒川の濁流にのみこまれた茨城県常総市で、周囲の住宅が堤防決壊で氾 濫した激流に飲み込まれる中、1軒の戸建て住宅がポツンと残った。流されてきた住宅が衝突しても大きく崩れた様子はなく、家の中に取り残された3人は自衛 隊ヘリによって無事救助された。また、流されてきて、浸水した白い家で止まった家の屋根にも2人おり、2人も救出ヘリが助け出した。
この2棟の家 の人たちを救出する前には、白い家のすぐ近くで周囲全体が激流・濁流が押し寄せ続ける中、電柱にしがみついた男性が何時間も救助を待ち、救助ヘリは、電線 などが複雑に交錯した中で、何回も救助を試みながらやっと救出に成功していた。自衛隊救助ヘリの救助技術の高さを物語るものでもあったがこの男性は、救出 後、取材に対し「もうだめかと思った」と話していた。

11日、雨も止み、やっと河川からの流れ込みもなくなったが、白い家により、その住民3人と流れてきた家の2人は助かった。

その家は、軽量コンクリート住宅で知られるヘーベルハウス(旭化成)の家だった。

家の敷地の立地状態などもあろうが、基礎工事や建物の強度、密閉性など高く評価されるものとなった。
地震ばかりに囚われている日本の住宅であるが、日本では水害は日常茶飯事、それも日本各地が異常気象に見舞われ、今回も関東・東北の各地で堤防が決壊・氾濫が生じた。

日本の家屋は、地震・台風・竜巻・水害などの天変地変、異常気象にも耐えられる家造りを在来の利点も生かしながら、再考する必要があるのではなかろうか。

白い家は、ネットでも大評判になっている。
 

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奥の電柱に1人、白い家ベランダ3人、手前家の屋根2人

[ 2015年9月12日 ]
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