アイコン 酪農「Kalm角山」完全搾乳自動機導入 1台2500万円8台導入 TPPにらみカーム角山

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最新鋭の搾乳ロボット8台を導入した「ハイテク牛舎」が、北海道江別市で9月から動き出している。約500頭の搾乳を、24時間自動化した。1ヶ所の設置規模では国内最多という。

首輪につけたセンサーで乳牛を個別に管理している。

乳牛が、ロボットに近づくと、搾乳に適した状態かどうかを見分け、ゲートが開く。カメラ付きセンサーが乳頭の位置を探知して、ロボットアームに取り付けた機械が搾乳する。乳量や乳質のデータも一元管理できる。

ロボットは、スウェーデン製で1台約2500万円。機械も含め15億円を投資し8月24日オープンした。運営する「Kalm(カーム)角山」は、3年後に年間5600トンの生乳生産をめざしている。

環太平洋経済連携協定(TPP)もにらみ、(輸入増の)波はどうしようもない。酪農の事業化と生乳の高品質化、これが我が社の行く道と話しているという。
以上、朝日新聞

国会では、自民党議員が圧倒しており、思ったことは何でも予定通り履行される。
TPPも予定通り、近々締結される。現在は米側の医薬品特許期間問題のごり押しでほかの加盟国の反感を招いているだけで、日本側は股を広げて調印を待っている。

TPPでは当然、牛乳や畜産業は、協同組合を作るなりして大規模化しない限り生き残りできなくなる。「Kalm角山」の完全自動化搾乳機械導入は生き残るために必要なこと。

酪農業者も超円安による輸入飼料の高騰、人手不足など経営を取り巻く環境は厳しい。
農水省は、TPP締結を前提にこうした大規模事業化に対して、無償交付金や制度融資金の予算を大きく取っており、農水省も実績作りが必要で、利用するのは早いもの勝ちとなっている。

酪農

 

[ 2015年9月14日 ]
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