最大50店舗閉鎖 ユニー「アピタ」「ピアゴ」の不採算スーパー大量閉鎖へ
スポンサード リンク
総合スーパーを展開するユニー、各地に進出するに当たり、多くの地場小売店や地場スーパーが閉店している。代参店舗などない進出地では、少々不採算であっても進出した以上は、縮小してでも営業を続ける社会的な責任がある。
ファミリーマートと経営統合を協議しているユニーグループ・ホールディングスが、総合スーパー事業を抜本的に見直し、不採算店舗を大量閉鎖する方針を固めた。
協議で最大の懸案だった総合スーパー事業で改善策にめどが付いたことから、両社は大筋で基本合意に達し、契約締結手続きに入った。10月上旬にも正式発表する見通し。
両社は、当初の予定通り2016年9月に経営統合し、流通大手のセブン&アイ・ホールディングスとイオンに次ぐ「第三極」を目指すとしていた。
ユニーは「アピタ」や「ピアゴ」の名称の総合スーパーを、東北から関西の20府県に約230店舗運営している。
経営効率だけしか見ないファミマ、業績悪化のユニーは強制的に不採算店を潰す必要に迫られている。
なお、ファミマの大株主は伊藤忠商事35.84%。伊藤忠はユニーの第3位(2.99%)の大株主。
ユニーは、ファミマと伊藤忠に強姦されたのだろうか。
2015年2月期 ユニーGの業績内容
|
||||
|
売上高・売上収益
|
営業利益
|
||
|
売上
|
前期比
|
営業利益
|
前期比
|
総合スーパー
|
777,327
|
-2.8%
|
9,013
|
-26.3%
|
コンビニ
|
148,110
|
-0.3%
|
7,613
|
-19.5%
|
専門店
|
58,301
|
-9.5%
|
-1,164
|
-
|
金融
|
18,428
|
6.5%
|
3,899
|
4.0%
|
その他
|
54,422
|
112.2%
|
831
|
8.5%
|
相互調整
|
-37,634
|
-
|
45
|
-
|
合計
|
1,018,959
|
-1.3%
|
20,237
|
-20.1%
|
<ユニーの業績推移>
連結/百万円
|
13/2期
|
14/2期
|
15/2期
|
売上高
|
1,030,259
|
1,032,126
|
1,018,959
|
営業利益
|
35,020
|
25,328
|
20,237
|
経常利益
|
33,423
|
25,066
|
20,488
|
当期利益
|
30,471
|
7,440
|
-2,408
|
総資産
|
832,321
|
950,166
|
952,584
|
自己資本
|
294,731
|
297,078
|
292,628
|
資本金
|
22,187
|
22,187
|
22,187
|
有利子負債
|
241,811
|
335,229
|
341,040
|
自己資本率
|
35.4%
|
31.3%
|
30.7%
|
[ 2015年9月16日 ]
コメントをどうぞ