アイコン 倒産危機VW 米で訴訟相次ぐ 米国の問題車両は全体の4.5%に過ぎない

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VW不正問題、アメリカでは48万2千台(2009~2015年)が対象であるが、訴訟大国のアメリカではすでに20人あまりがカルフォルニア州で、またバーモント州などで30あまりの損害賠償請求訴訟がVW に対して起こされているという。

VWが発表した不正車総数は1100万台、米国での販売数量は不正車両全体数の4.5%にしか過ぎない。

半分以上は欧州で販売されたと見られ、NOx排ガス規制基準値はEUが米国より厳しい内容を設定しており、数百万人の大訴訟がVWに対して起こされる可能性もある。

米環境保護局(EPA)は、VWの不正問題で、米国で販売されているディーゼル車を全部調べると表明した。

韓国では、販売されたVWのディーゼル車の再検査に入ると表明している。ドイツ・イタリア・フランス・スイス、イギリスなども再検査を表明している。

VWショックは、触媒に使用される南アフリカ産の白金価格が値上がりするどころか暴落している。

日本では、ターボ加給機を製造販売しているIHIや三菱重工が売られ、スーパーチャージャーメーカーも売られている。自動車メーカーでもスカイアクティブディーゼルエンジン搭載車を販売するマツダが売られた。

以上、

敵対的買収も含めた世界№1戦略のVW、トヨタを追い越せが至上命題であった。それも中国で反日で売れないトヨタを尻目に大成功を収め、トヨタに肉薄するに至っていた。

ところが、ドイツと友好的な中国の国営TVが、VWの如何様修理費用問題を取り上げ、信用失墜したのか、経済低迷で全体の販売数の伸びに急ブレーキした影響からか、同社の販売台数はマイナスに転じ下り坂に。

そうした弱り目に祟り目現象が今回の不正検査問題として生じ、VWが窮地に陥るどころか、自動車産業全体をショックに陥れている。

 

[ 2015年9月24日 ]
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