アイコン 坂茂事務所平賀信孝氏デザインの大分県立美術館 「LCDアワード2015」受賞

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大分県立美術館は10日、優れた文化施設を表彰する英国の「LCDアワード2015」のアジア・太平洋部門で、最優秀新設文化施設に選ばれたと発表した。
日本時間10日未明にロンドンで授賞式があり、新設美術館としては国内初の快挙という。
 県立美術館によると、この賞は昨年、米ニューヨーク・タイムズ紙などが創設したばかりだが「美術館のオスカー賞」とも称されている。
著名な美術家ら73人が推薦した各国の施設を対象に、12人の審査員が建築デザインや観光面への貢献などを審査した。
関係者によると、アジア・太平洋部門には、約20施設がノミネートされ、最終的に中国やシンガポールなどの5施設の中から大分県立美術館が最優秀に選ばれたという。
 記者会見した同館の加藤康彦副館長は「地域から世界を展望する企画展や公園のように開かれた雰囲気が評価された。一流の美術館に仲間入りし、励みになる」と喜びを語った。
以上、報道参照

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同館は地上3階、地下1階で延床面積は約1万6800平方メートル。総事業費は約100億円。1階の展示室は3方をアトリウムで囲まれ、アトリウムを介して外部につながる開かれた展示空間。3階の展示室は大分県産材で包んだ箱をガラスで覆った外観、3階の中庭には竹工芸をモチーフにした骨組みを光を通す膜で覆ってホワイエに光を導いている。

建築デザインは、建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞を受賞した坂茂氏の坂茂建築設計・パートナーの平賀信孝氏が手がけている。2015年4月オープン。
SANAAがデザインした金沢21世紀美術館は、今でも世界から建物を見学に来る人たちが後を絶たない。
大分県立美術館も建物の見学者が増えることだろう。

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[ 2015年10月13日 ]
 

 

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