アイコン 長崎の活水中・高 創部2年目で全国ブラバン出場  精華のカリスマ先生就任

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長崎市の活水中・高吹奏楽部が吸収大会のゴールド金賞を受賞して、全日本吹奏楽コンクール(11月1日、名古屋市)への出場権を初めて獲得した。
今春から指導する藤重佳久さん(60)は、精華女子高を1980年から35年間指導し、出場した18回の吹奏楽コンクールではなんと金賞10回、マーチングコンクールでは出場した15回すべて金賞を獲得するなど全国屈指の実力校に育てた名指導者として知られている。

九州の壁すら厚かった吹奏楽部員たちは、“藤重イズム”の注入と猛練習で「吹奏楽の甲子園」ともいわれる夢舞台の切符をつかんだ。

定年退職後の今年4月、長崎市の活水女子大音楽学部教授に就き、昨春、創部されたばかりの中・高吹奏楽部の指導を始めた。
吹奏楽部は、前身の「アンサンブル部」が同コンクール長崎県大会に出場経験がある程度で無名だった。
ところが、藤重さん着任の情報が広がり、今年になって先生の指導を受けたいと全国から転入学が相次ぐなど部員が急増。30人が今では60人に増加しているという。

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学校側も音楽室を防音に改築し、高額な楽器を新調して活動を後押しした。

 そうした環境づくりに、藤重さんは基礎的な演奏法を教え込むだけでなく、部員たちの自主性を引き出すことに注力。
「何のために音楽をするのか」
「自分たちもお客さんも楽しむのが芸術の根本」
「どうせやるなら日本一を目指そう、前の学校よりもいいバンドを作りたいと思っている」と部員たちに話した。

 部員は、平日の朝と放課後に計4時間半、土日は朝から夕方まで猛練習。当初は一部で不満もあったというが、コンクール出場という「明確な目標」に向け、徐々に力を付けるうちに「やらされている」から「やっている」に意識が変わっていったという。

 結果はすぐに出た。中・高合同チームで7月の県大会高校の部に挑み、金賞で初の県代表に。8月の九州大会(熊本市)でもゴールド金賞に輝き、全国大会出場を獲得した。

藤重さんは「練習環境、練習時間、指導スタッフなど全てがバランスよくうまくいった。生徒は1分ごとにうまくなっていった」と成長に目を細める。
 
高校3年の浦川由華さん(17)は「先生が来て大変になると覚悟していたけど、想像以上だった。でも、先生の指導で音楽に流れがつくれるようになった。全国大会ではお客さんが感動してくれる演奏をしたい」と目を輝かせた。
 以上、西日本新聞など参照

やはり、名指導者はいる。巨人原監督の親父さんは県立三池工業高校を甲子園に出場させ見事優勝させた。県立池田高校の蔦監督もしかり、サッカーの島原高校・国見高校の小嶺監督もそうだ。
 社長と社員の関係もしかりで、社長がデタラメだと社員も成長せず、企業も成長しない。
活水中・高吹奏楽部の部員たちは、よき指導者に恵まれ目も輝いている。

 

[ 2015年10月20日 ]
 

 

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