アイコン 有明海の再生を

中村法道長崎県知事世間では普天間基地移設問題ばかりがクローズアップされているが、同じ国営事業として進められてきた国営諫早湾干拓工事も完成はしたものの深い悩みを抱えたまま立ち往生してい る。中村知事は長崎県農林部長(平成16年 4月)も経験するなど誰よりも諫早湾干拓には精通している。有明海の再生を考えると一刻の猶予もないというのが現状である。

 

中村法道長崎県知事が森山農相と面会、諫干開門反対を要望

農水省、森山氏就任後初

中村法道知事は20日、今月就任した森山裕農相と農林水産省で面会し、国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門を開門しないよう要望した。森山農相は「非常に悩ましい。早く現場に行き、いろいろな意見を聞いて解決の糸口を探したい」と述べるにとどめた。
 面会は森山農相の就任後初めて。中村知事は「開門すると非常に大きな影響、被害が懸念される。開門することなく有明海の再生を」と、開門反対の立場を強調。福岡高裁などが国と、開門を求める漁業者らに和解協議を勧告していることに触れ「問題は開門するかしないのか二者択一。(協議での解決は難し)」との考えを伝えた。このほか、環太平洋連携協定(TPP)の発効に向けて地元農業に対する影響を軽減する対策などを求めた。【長崎新聞:山口恭祐(平成27年10月21付け)】

[ 2015年10月21日 ]
 

 

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