アイコン ヘアカラーや白髪染めで皮膚障害 アレルギー反応も 子供も注意 PPD物質

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消費者事故調(消費者安全調査委員会)は、ヘアカラーや白髪染めなど 医薬部外品の染毛剤による皮膚障害について、一度症状が出ると使うたびに重症化するといった特性がほとんど知られていないとして、消費者への継続的な周知 を国に促す方針を固めた。 事故調は、調査結果と国への提言を今月中に報告書にまとめる。
特に子どもはアレルギー反応が起きやすいとし、注意を促すことも盛り込むことにしている。
 消費者庁には、2010年度以降の約5年間で千件超の被害相談事例が寄せられ、うち約170件は1ヶ月以上の重症だった。

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<アレルギー反応とパッチテスト>
これまでにアレルギーを引き起こすことが知られており、事前に、体の一部を使いパッチテストをしてから、かゆみ・赤み・腫れ・ブツブツ(丘疹や小水疱)などの異常がなければ使用するとか前もって注意する必要がある。
含有成分のパレフェニレンジアミンやパラアミノフェノールなどの染料(ジアミン系化合物)がアレルギー反応を引き起こすとされる。
パッチテストは、用いる溶剤を腕の内側などに10円硬貨大に綿棒などで塗り、可能な限り触れないようにして24時間放置テストすること。当然、途中で反応が出た場合は、即洗い流し、使用を中止する。
以上、
ヘアカラーや白髪染めは、一回使用したら、その後、髪の毛が伸びることから、使用し続けるため、特に注意を要する。
 こうしたアレルギーの原因物質は、表面的には上記など異常が生じるが、使用し続ければ、内蔵や神経などにも影響がある可能性も指摘されている。

<疑われるアレルギー物質>
染料中間体
・パラフェニレンジアミン(PPD) ・・・・・・暗褐色
・パラトルエンジアミン(PTD)
・パラアミノフェノール(PAP) ・・・・・・・明黃褐色
・パラメチルアミノフェノール・・・・・・・薄黄色
直接染料
・ニトロパラフェニレンジアミン(ONPPD) ・・赤色
・パラニトロオルトフェニレンジアミン・・・黃橙色
・パラメトキシメタフェニレンジアミン・・・紫青色

[ 2015年10月13日 ]
 

 

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