アイコン アップル一転「iPhone6」販売不振 発注量10%減 来期まで厳しいと

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iphone6s米アップルの7~9月期の中国売上高は前年同期からほぼ倍増の約125億ドル(約1兆5000億円)に達した。
同社のティム・クック最高経営責任者(CEO)は、中国で減速の兆候を認めていない。ただし、iPhoneを除けば、中国市場のスマートフォン販売台数は落ち込んでいると指摘していた。ところが、足元もおぼつかなくなってきている。

クレディ・スイスがこのほど発表した研究報告書によると、米アップル社は「iPhone6」の需要の落ち込みを受けて、生産の発注量を10%削減したという。
同報告書によると、アップルはiPhoneの部品発注量を10%削減しており、これは新製品「iPhone6s」のニーズの低迷によるものとみられる。
現在の見込みでは、今年2015年第4四半期(10~12月)のiPhone生産量は8千万台を下回り、来年第1四半期(1~3月)は5500万台から6千万台になると予測している。

また、クレディ・スイスは2016年のiPhone売上予測を2億4200万台から2億2200万台に下方修正し、2017年の売上高は前年比6%増加すると予想した。

報告書には、「(アップルの)このような調整にはiPhone6sとiPhone6sPlusの市場での売り上げの鈍化によりアップルの発注がさらに落ち込む様子が反映されていると考える」とある。

だが、クレディ・スイスは投資家にアップル株を投げ売りすることは勧めず、「今後数四半期はアップルの株価が100~130ドル(1ドルは約122.5円)の間で小幅に変動するとみられるが、クレディ・スイスは引き続き、アップル株はいかに値下がりしても吸引力のある介入ポイントが必ず現れると考えている」という希望的観測。
すでに日本のiPhone関連株はここ1週間下げに転じており、こうしたアップルの動向を反映したものかどうか・・・。
アップル銘柄:村田製作所、アルプス電気、日東電工、ミネベア、NOKなど


apple

[ 2015年11月17日 ]
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