アイコン 大村市長選挙 園田裕史元市議が初当選 松本氏の弔い合戦を制す

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11月8日投開票の大村市長選挙、
得票数は
園田氏が2万3,339票、
松本氏は2万0,494票。
 投票率は60.69%。当日有権者数は7万3,030人

松本崇市長の死去に伴う長崎県大村市長選は8日投開票され、新人で元市議の園田裕史氏(38)(無所属)が、死去した市長の長男で新人の元県議で、政権与党の自民党と公明党が推薦した松本洋介氏(39)(無所属)、を破り、初当選した。
今回の選挙の争点は、九州新幹線西九州(長崎)ルートの開業を見据えた街作りなどとなり、園田氏は「市有地の売却などで財源を確保し、公共施設を併設して事業費を圧縮する」と訴え、一騎打ちを制した。

今回の大村市長選挙については、「大村市政・大村市議会を分析するブログ」で次のとおり掲載されている。

「今回の市長選挙、自民党+公明党+県議市議オールスターVS市民浮動層+小林克敏県議の2極構造となった。
最終的にはやはり、谷川弥一衆議院議員勢力の支援を受けての松本洋介候補に、無手で挑もうとした園田裕史候補に小林克敏氏が手を貸して、「谷川VS小林」という、谷川一族による諫早湾干拓不正入植にかかる100条委員会の際の対決を再現するような、代理戦争状態になっている」
と記していた。

また、同ブログでは、松本候補について、次のように掲載していた。

「松本候補は、「政治はひとりではできない。仲間が必要だ。自分には仲間がいて、シガラミでなく『絆』で結ばれている。人脈と経験が集結している。」・・・「国や県とのパイプ」とは何か。

実際に、県議会議員とは、県職員をいかに動かせるかということにつきる。強引豪腕な小林克敏県議クラスが県とのパイプをアピールするならば格好はつくが、県職員の評価も低く、谷川自民党の子飼いと堕してしまった若手政治家らの一人として、松本候補のいう国や県とのパイプとは、こちらからの意見が届くどころか、一方的な指令のみが垂れ流される排水管のようなものではないだろうか。

また、松本候補については、選挙で優位にある父松本崇市長の存在と、現職県議会議員であることから、未来だけでなく、実績としての「過去」を厳密に評価されなければならない」と掲載。

また、「大村市は『松本市』と呼ばれている。今回、松本洋介候補が勝てば、完全に『谷川市』になる」との掲載記事もあった。
以上、

11月8日、大村市民は賢明な判断をした。

今回の選挙は、あまりに力に物言わせ、上から押し捲れば、市民は閉口し、逆に作用する典型的な選挙になったようだ。

関係する国会議員関係者や県議・市議たちとの強い「絆」により選挙戦を戦った松本氏、自転車で終始選挙戦を戦った園田氏、勝利の女神は結果、園田氏に微笑んだ。

園田氏には、これまで同様、圧力やしがらみ(=柵)ある「絆」などに一切とらわれず、大村市民のための大村市長=リーダーとして活躍してもらいたい。

園田氏は看護師の資格も持っている。 今市長選を制し、市政では金や谷だらけだろうが、今後、若い市民の人たちを前に押し出し、高齢者や女性に優しい町作りを行ってもらいたいものだ。
 

[ 2015年11月 9日 ]
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