川田テクロジーズ 中間決算 減収増益 受注状況付き
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鉄骨と鋼橋、PC土木、システム建築の総合最大手の同社は、第2四半期について、
1、 鉄構部門は、橋梁事業において首都高速道路発注の大型更新工事や国土交通省発注工事の受注を積み重ねることができたことに加え、前年同四半期を上回る超高 層ビル用鉄骨の受注ができたことにより、受注高は281億07百万円(前年同四半期比94.5%増)となり、前年同四半期を大幅に上回る受注量を確保でき た。
売 上高は、前連結会計年度からの繰越工事及び当第2四半期連結累計受注高は増加したものの、鉄骨の製作が端境期となったことにより214億01百万円(前年 同四半期比▲9.6%減)となった。収益面は、鉄骨事業において採算性の高い工事の進捗が堅調に推移したことなどの結果、営業利益7億30百万円(前年同 四半期は営業損失▲7億59百万円)となり、大幅な改善となった。
2、土木部門は、中日本高速道路及び鉄道・運輸機構発注の大型工事を受注できたことにより、受注高は173億68百万円(前年同四半期比55.4%増)となり、前年同四半期を大幅に上回る受注量を確保できた。
売上高は、当第2四半期連結累計受注高は増加したものの前連結会計年度からの繰越工事の進捗が伸びなかったことにより109億17百万円(前年同四半期比▲11.5%減)となった。収益面は、過去に受注した採算性が低い工事の進捗が進んだことに加え、設計変更金額の獲得が下半期以降にずれ込んだことにより、営業損失▲2億56百万円(前年同四半期は営業利益2百万円)となった。
3、建築部門は、底堅い民間需要に支えられ、工場、倉庫などの大型システム建築を中心に受注を伸ばすことができたため、受注高は118億62百万円(前年同四半期比80.5%増)となり、前年同四半期を大幅に上回る受注量を確保できた。
売上高は、受注工事の大型化に伴い工期が長期化していることから83億23百万円(前年同四半期比▲2.9%減)となった。収益面は、原価低減努力を積み重ねたことなどにより、高い収益率を維持しているものの売上高の減少により、営業利益7億40百万円(前年同四半期比▲0.3%減)となった。
4、その他は、業容の拡大などにより、売上高は、5,421百万円(前年同四半期比2.0%増)と前年同四半期を上回ったが、収益面は、航空機事業の費用増加等により営業損失▲1億62百万円(前年同四半期は営業利益3億28百万円)となった。
受注高
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2014年Q2
|
2015年Q2
|
増減率
|
鉄鋼
|
14,453
|
28,107
|
94.5%
|
土木
|
11,176
|
17,368
|
55.4%
|
建築
|
6,570
|
11,862
|
80.5%
|
その他
|
6,502
|
6,100
|
-6.2%
|
合 計
|
38,701
|
63,437
|
63.9%
|
繰越工事高
|
|||
鉄鋼
|
40,902
|
62,241
|
52.2%
|
土木
|
27,792
|
34,935
|
25.7%
|
建築
|
9,458
|
15,020
|
58.8%
|
その他
|
2,343
|
1,871
|
-20.1%
|
合 計
|
80,495
|
114,067
|
41.7%
|
川田テクロジーズ 第2四半期決算
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決算方式→
|
日本基準
|
IFRS
|
米基準
|
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連結/百万円
|
売上高
|
営業利益
|
←率
|
経常利益
|
株主利益
|
15/3期Q2
|
49,134
|
-360
|
|
-338
|
-541
|
16/3期Q2
|
45,175
|
302
|
0.7%
|
724
|
748
|
16Q2/15Q2比
|
-8.1%
|
|
|
|
|
16/3期予想
|
100,000
|
2,500
|
2.5%
|
2,100
|
1,700
|
16期予/15比
|
-3.9%
|
-1.0%
|
|
-17.5%
|
21.2%
|
15/3期実績
|
104,075
|
2,526
|
2.4%
|
2,546
|
1,403
|
14/3期実績
|
90,803
|
1,896
|
2.1%
|
2,221
|
2,020
|
13/3期実績
|
87,624
|
2,038
|
2.3%
|
2,085
|
1,410
|
[ 2015年11月13日 ]
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