アイコン 不正軽油販売19億円売上5億円脱税、「イワモトオイルフロー」、「三都商会」、「小殿商店」各社長ら

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兵庫県警が、不正軽油を大量に密造したとして、 地方税法(製造承認義務)違反容疑で兵庫県尼崎市水堂町4、石油製品販売会社「イワモトオイルフロー」の社長、岩本勝浩容疑者(37)ら4人を逮捕した事 件で、同社が不正軽油の販売で約19億円を売り上げ、5億円を脱税していたと見られるという。京阪神の運送会社など39社に、市場価格より安く売っていた という。

 他に逮捕されたのは、イワモトオイルフロー社の元社員前川京徳容疑者(47)と堺市の運送会社「三都商会」社長、谷川勇二容疑者(50)、奈良県御所市の石油製品製造会社「小殿商店」社長、前田樹男容疑者(31)の3人。

岩本容疑者は密造した軽油の売り上げを申告していなかった疑いがあり、裏付け捜査を進める。免れた軽油引取税(1キロリットル当たり3万2100円)は5億円以上に上るとみられ、三都商会
や小殿商店側にも違法な利益が渡った可能性があるという。

 4人の逮捕容疑は、共謀し2012年12月~14年2月、奈良県知事の承認を得ずに不正軽油約1万6千キロリットルを密造した疑いがもたれている。
灯油には、不正を見抜く識別剤が入っているが、小殿商店が粉末の薬品を混ぜて除去したとみている。
識別剤の除去を密造行為の一環と捉えて摘発するのは全国でも珍しいという。
 
岩本容疑者は容疑を否認し、前川容疑者と前田容疑者は一部を否認、谷川容疑者は認めている。
 
【不正軽油】 軽油引取税(都道府県税)を脱税する目的で、正規の軽油に灯油や重油を混ぜたり、灯油と重油を混ぜたりして密造・販売される。ディーゼル車の燃料に使われると、排ガスに含まれる粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)が正規の軽油と比べ多くなり、大気汚染につながる。
以上、報道参照

 税金の付かない正規の軽油を販売すれば、環境を悪化させず、経由税分だけ儲かる。また不正軽油販売であり、売上申告しなければ、販売先から取る消費税8%も利益となる。笑いが止まらなくなるほど儲かる。
軽油にかかる税金各種
1、軽油取引税(本則税率)が、1リットルあたり15円
2、軽油取引税(暫定税率)が、1リットルあたり17.1円
3、石油税が、1リットルあたり2.54円
4、消費税が、(軽油本体価格+石油税)×8%

 

[ 2015年11月14日 ]
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