JXが東燃へ統合打診 「エネオス」が「エッソ・モービル」を
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石油元売り最大手のJXホールディングスは、ガソリンなどの精製や販売事業の効率化を図るため、業界3位の東燃ゼネラル石油に経営統合を打診していることが明らかになったと報道されている。
石油元売り最大手でガソリンスタンド「エネオス」を展開するJXホールディングスは、業界3位で「エッソ」や「モービル」などのスタンドを展開する東燃ゼネラル石油に対して経営統合を打診していることが明らかになった。
東燃ゼネラル側でも経営統合を選択肢の一つとして検討しているものの、社内には規模の大きなJXとの統合に慎重な意見もあるという。
JXが交渉を打診した背景には、業界2位の出光興産と業界5位の昭和シェル石油が経営統合に向けて合意したことがある。
両社は再来年4月までをめどに新会社の設立を目指しており、ガソリンの販売数量で業界トップのJXに迫る勢いとなる。
JXとしては、経営統合を実現できれば製油所やガソリンスタンドの統廃合によってコストを大幅に削減することができ、競争力を強化できるというねらいがあるものとみられます。
石油元売り業界は、かつては10社以上あったが、出光興産と昭和シェル石油が経営統合に向けて合意したことで再編の機運が高まり、残るJXと東燃ゼネラル、コスモエネルギーホールディングスが再編相手を模索する展開となっている。
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JX-HD
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東燃ゼネラル
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単純合計
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新日石と新日鉱統合
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エクソンモービル系
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連結/百万円
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2015年3月期
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2014年12月期
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会計方式
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日本方式
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日本方式
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売上高
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10,882,460
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3,451,097
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14,333,557
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営業利益
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-218,885
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-72,948
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-291,833
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経常利益
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-150,114
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-73,383
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-223,497
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当期利益
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-277,212
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-13,975
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-291,187
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総資産
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7,423,404
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1,376,212
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8,799,616
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自己資本
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1,936,754
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261,700
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2,198,454
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資本金
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100,000
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35,123
|
135,123
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有利子負債
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2,620,267
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385,645
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3,005,912
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自己資本率
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26.1%
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19.0%
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24.9%
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[ 2015年11月16日 ]
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