アイコン 「小僧寿し」で商社からの出向者が8千万円の不正経理

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持ち帰り専用のすし店の「小僧寿し」は、取引先の商社から出向していた従業員が商品の仕入額を実際より多く計上し、約8000万円の不正会計処理を行っていたと発表した。
「小僧寿し」は、商品の仕入れ額が急激に増えたことをきっかけに、問題のある会計処理が行われていた疑いがあるとして、先月、外部の弁護士などで作る調査委員会を設けて、実態の解明を進めてきた。

16 日に発表された中間報告書によると、取引先の商社から「小僧寿し」に出向していた従業員が、一昨年10月から今年5月にかけて架空の取り引きを行い、この 商社から、いなりずしに使う油揚げを実際より多く仕入れたように装い、約8276万円の仕入額を不正に計上していたという。
「小僧寿し」は、この商社に対し全額の返済を求めるとともに、今月中に関係者の処分を決めることにしている。
なお、当該の商社からの出向者は、本件が発覚した後である平成27年8月12日に死去している。
以上、

利益相反する取引先商社からの出向者であるにもかかわらず、社内に内部牽制制度などのチェック機能がなかっただけのこと。経営トップの問題。
問題のある会社は、えてして、売上高や利益しか見ず、いい頃加減な経営体制となっている。

16日に発表された同社の中間決算は、売上高は前年中間期の92億円から45億円と半減したものの、営業利益は前年同期の▲5億円の赤字から76百万円の黒字に改善されている。
 

[ 2015年11月17日 ]
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