アイコン 富士重工 タカタ支援は業界全体で対応をと

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富士重工業の吉永泰之社長は、タカタ製の欠陥エアバッグ問題を巡り、「タカタの経営が成り立たなくなれば、元も子もない。業界全体の問題として話は進むと思う」と述べ、自動車業界が連携して対応すべきだという考えを示した。

富士重工を始め国内メーカーの多くは、タカタ製のエアバッグを膨らませるガス発生装置を使わないと相次いで発表している。
ただ、タカタはエアバッグだけでなく、シートベルトなども生産している。欠陥エアバッグ問題により経営が悪化すれば、部品供給が滞って新車の生産に影響しかねない。吉永社長は「タカタは非常に有力な部品メーカーだ」と強調した。

世界全体で数千万個に及ぶとされる欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)費用は、原則として自動車メーカーが負担している。富士重など自動車大手は、異常破裂の詳しい原因がわかれば、タカタに請求する考え。
 以上、

こうした報道を受け、タカタの株価の反応は843円の13円高、本日の日経平均は300円前後値上がりしており、反応は鈍い(株価はかなり高い位置にあると思われてならないのだが・・)。

自動車メーカーからの巨額なリコール費用の請求に同社の財務内容が耐えられるかどうか。富士重工の吉永社長はタカタを生き残らせるためには、リコール費用の請求額を各社で調整すべきだとも聞こえる。ただ、タカタもエアバッグを主力としてきていたためシートベルトだけでは食っていけないだろう。

[ 2015年11月17日 ]
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