アイコン 元誠備グループ・「般若の会」代表の加藤容疑者を逮捕 K銘柄

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般若東京地検特捜部は17日、大証1部に上場している化学メーカー「新日本理化」の株価を不正につり上げたとして、金融商品取引法違反(相場操縦)容疑で、仕手集団「誠備グループ」の元代表の加藤暠容疑者(あきら、74歳)ら3人を逮捕した。
加藤容疑者は、仕手集団「誠備グループ」の元代表で、バブル期などに多額の資金で相場を動かしていた。
現在は、インターネット上で投資家向け情報発信サイトを運営する「般若の会」の代表を務めている。

逮捕されたのは、加藤容疑者のほか妻(74歳)と大阪大助教の長男(36歳)。3人は2012年2月15日~3月2日、妻らの名義で大量に買い注文を出し株価を871円から1297円に吊り上げた疑いがもたれている。
加藤容疑者は主催する株研究会「般若の会」の情報サイト「時々の鐘の音」で2011年11月、同社株について「大相場になる」などと根拠のない情報を書き込み、同月以降保有していた株を売り抜け数億円の利益を得ていたという。
 捜査関係者によると、加藤容疑者は新日本理化を含め保有していた計4銘柄で株価を吊り上げ、売り抜けるなどして最終的に計約60億円の利益を得ていたという。

以上、
 不正吊り上げと不正でない吊り上げとの差は何だろう。株を日常売り買いする人たちは儲けることを前提に株を購入している。こうした株購入の投機家は常に捜査当局から泳がせられていることになる。
捜査当局が手を出さない米ハゲタカが株主として自社株買いを迫り株価を高騰させる手口は不正でない吊り上げというのだろうか。証券会社でもいくらでも買いや売り情報を流している。米国様が導入している手法は、何でもOKということなのだろう。

<官憲の執拗な追及>
加藤暠・・・
「黒川木徳証券外務員」、「日本橋信用」、「誠備投資顧問室」、「誠備」、・・・医師や社長、大物政治家など5000人超を会員とする投資家集団「誠備グループ」を形成、・・・「兜町最強の仕手筋」「兜町の風雲児」・・・
1981年2月東京地検特捜部が所得税法違反容疑で逮捕、2年半服役、1988年主要部分無罪で裁判終了、検察特捜が負けた。(特捜の逮捕目的は、大物政治家の裏金情報であったとされる。加藤は完全黙秘を貫き、政治家の誰一人の名も話さなかったという)
阪神大震災で「新しい風の会」を1995年に立ち上げ、「泰山」を2003年に立ち上げ復帰したが、過去関係した実力者の笹川良一や石川進はすでに過去の人、東日本大震災では「般若の会」を立ち上げ、水面下での動きに徹した。しかし、信望者も多く、加藤が動けば追随する人たちも多いとされ、K銘柄とされる。

 今回、東京地検特捜部が逮捕しており、特捜は加藤に対し、執拗に何十年も再逮捕するチャンスを伺っていたようだ。当然、1981年に逮捕された時、政治家の名も聞き出せず、付けた主要罪状も裁判で無罪となったことに起因している。
今回の逮捕は、特捜先輩たちの恨み辛みを晴らすべく加藤暠容疑者そのものを抹殺することに主眼がおかれているようだ。

加藤暠の拠り所は神社、川崎大師や伊勢神宮、伏見稲荷や秩父の霊場には毎月、浅草の待乳山聖天にはほぼ毎日参拝。四国八十八ヶ所にも度々を回った。この全ての寺に百万円の札束を御布施として置いたといわれる。伊勢神宮参拝も歴代首相も入れない一番奥まで参内を許されたという(過去の話、現在は不明)。般若心教を毎日詠む。

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[ 2015年11月18日 ]
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