アイコン 有翼ロケット発射実験成功 九工大米本浩一教授ら研究室グループ

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九州工業大(北九州市戸畑区)の米本浩一教授(航空宇宙工学)の研究グループは20日、飛行機のように繰り返し飛ばせる有翼ロケットの実験機を、同市小倉南区の平尾台で打ち上げ、自律飛行にほぼ成功した。実験機は、全長約1.7メートル、重さ約40キロ。

米本教授は、想定した軌道からはそれたが、素直にうれしい。これからデータを分析し、(打ち上げの)精度を高めたいとしている。

同グループは、使い回すことでロケット打ち上げの低コスト化を図る研究を2005年から続けている。
この日の打ち上げは、ロケット自身が飛行姿勢などを測定し、修正しながら飛ぶ技術を実証するのが目的で高度約1キロまで達した後、自律飛行し、パラシュートを開いて着陸した。

有翼ロケットは、完全再使用型宇宙輸送システムの研究の一環として、宇宙との境界である高度100kmを往復する無人のサブオービタル飛行システムの基本技術を確立するために、有翼ロケット実験機の開発と飛行実験を行うプロジェクト。
 
有翼ロケット発射実験成功

[ 2015年11月20日 ]
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