アイコン 10月の消費者物価指数▲0.1%で3ヶ月連続減 家計消費支出▲2.4%減を反映

総務省が発表した10月の全国の消費者物価指数は、原油価格の下落などの影響で変動の大きい生鮮食品を除いた指数が前年同月を▲0.1%減少し、3ヶ月連続のマイナスとなった。
モノやサービスの値動きを示す10月の全国の消費者物価指数は、天候による変動の大きい生鮮食品を除いて、平成22年を100とした指数で103.5となり、前年同月比▲0.1%下回った。
原油価格の下落の影響で電気代やガソリン代が値下がりしたことなどが主要因で、消費者物価指数がマイナスとなるのは3ヶ月連続。
一方、酒類以外の食料とエネルギーを除いた指数は0.7%増となり、一昨年10月から25ヶ月連続でプラスとなっている。

また、11月の東京都区部の消費者物価指数の速報値は、生鮮食品を除いた指数が前年同月と同水準となった。

総務省は、電気代などエネルギー関連を除けば、物価は上昇傾向にあることに変わりはないとしている。
以上、
原油価格の暴落は、昨年6月から始まり今年1月まで下げ続ける。
共にマイナスとなっている実質家計収入と家計消費支出が伸びない限り、総務省の見解は中折れ状態で使い物にならなくなる。

<WTI原油先物価格推移 2ヶ年>

WTI原油先物価格推移 2ヶ年

[ 2015年11月27日 ]

 

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