12月30日　大納会の株価上昇へ　ＮＹ高で19000円の節目を完全突破へ

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今年も大納会の日がやってきた。最近は連敗続きで暗い正月となるところだったが、28日・29日と日経平均が上昇して、初日の出を見れるところまでやってきている。

29日のＮＹダウは、原油価格が37ドル台まで上昇、これを受け、ナスダックなども広く買われ、全面高となった。

日本株は、この間の下げで勢いをなくし、年末手仕舞い売りに押され、買いが入らず、出来高も少なく下がり続けてきたが、売りも少なくなってきている。こうした中、小型株中心の展開、自動運転、ロボット、フィンテック関連などが物色されている。

１２月はＩＰＯが乱発されたが地合いが悪すぎ、瞬間最大風速後は急落する銘柄が続出している。

来年はどうなることやら、派手な上昇でも急落でもなく、少しずつ上昇トレンドであれば幸いだが・・・。
企業業績も自動車除く輸出企業は、東南アジア・中国低迷で、今期下半期から来期にかけて暗いとされているが、来年半ばには中国の公共投資が回転しだすとされ、明るさもないわけではない。

政治も、日本の内需をどうにかしなければならないのが先決だろう。株価が上昇したとしても実体経済がついてこなければ、いずれ撃沈してしまう。バズーカ砲でも何でもごじゃれのアベノミクス、次世代に展開できる（土建の公共投資外の）内需・研究投資に本腰を入れてもらいたいものだ。
来年も・来年こそ、幸多かれ。

[ 2015年12月30日 ]

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