アイコン 20東京五輪旧エンブレム選考で委員長自ら不正投票/調査チーム

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東京五輪・パラリンピック組織委は、旧エンブレムの1次審査の段階で一部に不正な投票があったと認定した。
白紙撤回された東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムの審査過程で、組織委員会が事前に参加を要請したデザイナーの作品に、不正な投票が行われていたことが分かった。

白紙撤回されたエンブレムの問題を巡っては、8人のデザイナーに公募発表前に参加を要請していたことが明らかになり、このほど調査チームの報告がまとまりまった。

それによると、エンブレムの審査は8人の審査委員の投票により3段階で行われ、最初の審査では2票以上を得た作品が通過することになっていた。
しかし、組織委員会の槇英俊マーケティング局長(電通出向)などが、参加を要請した8人の作品を通過させるために、審査委員の代表を務めた永井一正氏に、1票しか得ていなかった2つの作品への投票を促したという。

永井氏も、事前に参加要請した作品は2次審査に進ませたい意向を持っていたことから、投票し、8つの作品すべてが2次審査に進んだという。
報告では「『隠れシード』を行ったもので、明らかな不正だ」と指摘している。
その一方、不正な投票を受けた2つの作品は次の審査で落選し、最終的に選ばれた佐野研二郎氏の作品は3段階の審査すべてで最多の得票数だったことから、報告では「不正は1次審査かぎりで、その後の審査に影響を及ぼした事実はない」と結論づけた。
調査チームの和田衞弁護士は「公正性に対する意識が低く、このような結果が起きたと認定した。今後は適正に審査を行ってほしい」と話している。
以上、

調査チームも蚊帳の中の人たち。佐野氏と過去の利害関係者や過去の経歴での関係者が審査員に任命されているところに大きな問題があった。調査チームは一切、そのことに触れない。

佐野研二郎氏の作品が、なぜ丸形状が下にあるのはおかしいとして、上に変更させたのか。デザインそのものが選考された作品とは大きく異なることになる。
佐野研二氏の実兄は経産省のお役人。電通が今後のことも考え、佐野氏案をごり押しで決定したのではないのか。

<2020年東京オリンピックエンブレムのデザイン選考の審査委員会
審査を取り仕切ったのは、大会組織委・マーケティング局長で電通の槙英俊氏。
【審査委員】
・委員長:永井一正 日本グラフィックデザイナー協会特別顧問、72札幌冬季五輪エンブレム作者。
・浅葉克己 日本グラフィックデザイナー協会会長、浅葉克己デザイン室主宰
・細谷巖 東京アートディレクターズクラブ会長、ライトパブリシティ社の会長
・平野敬子 デザイナー/ビジョナー、CDL所長
・長嶋りかこ(35歳)グラフィックデザイナー、博報堂退職後village®主宰、
(佐野氏が博報堂時代のお仲間、佐野氏が上司であった)
・片山正通 インテリアデザイナー、武蔵野美大教授
・真鍋大度 メディアアーティスト/プログラマー/インタラクションデザイナー、4nchor5 La6主宰、ライゾマティクスクリエーター、(審査当日、米滞在疑惑)
・高崎卓馬 電通、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会クリエーティブ・ディレクター、CMプランナー、コピーライター、佐野氏デザイン疑惑のサントリートートバックのデザイン依頼者。

<佐野研二郎氏略歴>
多摩美大卒、
博報堂勤務、
独立、MR_DESIGN事務所主宰、
現多摩美大教授、
実兄は経産省官僚、
長嶋りかこ氏は博報堂時代の部下。
審査委員長の永井一正氏の息子一史氏は、博報堂デザイン(株)の社長 兼 多摩美大教授で佐野研二郎氏とは教授仲間。

<佐野氏デザインの修正の変遷>
<佐野氏デザインの修正の変遷>


<幻の20東京五輪・パリンピックのエンブレム>フリーライター作品
<幻の20東京五輪・パリンピックのエンブレム>フリーライター作品


 

[ 2015年12月19日 ]
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