阿賀野市の「さくらの街信用組合」で2.8億円も着服事件 42歳の係長
スポンサード リンク
新潟県の「さくらの街信用組合」(新潟県阿賀野市中央町1-9-1、総資産564億円、自己資本17億円)で、約2億8000万円が着服された問題で、組合は、問題を起こした総務部の男性係長(42)を懲戒解雇にした。処分は12月18日付。
同組合の調査では、同じ現金を複数回数えさせる手口で、監査を逃れていた実態が明らかになった。組合は民事訴訟の準備に加え、刑事告訴も検討している。
組合によると、係長が着服を行った期間中、内部監査と外部監査がそれぞれ2回ずつ行われた。
外部監査で、係長が監査担当者の対応にあたった。
監査担当者が、組合の2階と3階を移動する間に現金をすり替え、同じ現金を複数回数えさせることで帳面と現金の差をごまかしていたという。
内部監査では、担当者が現金を数えることなく「現金と計算に相違ありません」という報告書を出していた。
このほか、係長が帳面を偽装し「本部に現金が残っていない」と伝えたため、外部監査が入らなかったこともあったという。
組合は、常勤5人と非常勤9人の全役員を減給にしている。
以上、
一人で何でもかんでもさせ内部牽制どころか、職員の組織構造に重大な問題がある。経営陣は減給どころではないだろう。こうした管理体制を作った現経営陣の責任は免れず、首はいくつあっても足りない。
[ 2015年12月24日 ]
コメントをどうぞ