アイコン 韓国経済 危うい過ぎる次世代戦闘機KF-X

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韓国の大統領府が18兆4000億ウォン(約1兆8000億円)の予算が投入される韓国型戦闘機(KF-X)開発事業(ポラメ<鷹>事業)の検証に着手した。

米国政府が、ロッキードマーティンの4大核心技術の移転を拒否したことにより、これを前提に推進されてきた韓国型戦闘機事業の推進に赤信号が点いたため。
特に検証主体が、国家安保室ではなく民政首席室なので、大統領府が今後の検察捜査まで念頭に置いて、政策決定過程の問題や不正有無などの確認に乗り出したのではないかという観測も出ている。

<決定経緯>
もともと、KF-XはロッキードマーティンF35に決定する直前まで、ボーイングのF-15SEでほぼ決定していた。しかし、軍の大幹部や大幹部OBたちにより覆され、ボーイング社は韓国側を訴えるとまで発言するほど激怒していた。
ボー イング社は4大核心技術を供与できるとしていたという。ただ、米国の戦闘機はどの社でも戦闘機の開発に当たっては膨大な国防費が費やされており、ボーイン グ社が核心技術を提供できると述べても、米政府が許可しない限りできないもの。また、国防上も許可が必要であり、技術供与できるとしたのはセールストーク の域を出ない。

 しかし、韓国側は次世代闘機購入に当たって、ロッキードマーティンF-35A(1機暫定価格126億円)にした交換条件に、KF-Xへの技術供与があり、契約後に4大核心技術が供与できないとなった現在、ボーイング社のF-15SE が内定し、どうして覆されたのか、大統領府も遡ってその検証に入ったものとも見られる。
以上、
(ロビー活動=賄賂の成果によりどんでん返しの決定?・・・日本のロッキード事件のようになるかも・・・)

<KF-X事業の最大の問題点>
米国がイスラムの関係から武器を供与していないインドネシアと共同開発する点にある。
韓国政府は、KF-X機開発の投資回収を図るため、KF-X機を他国に売却する計画である点も見過ごせない。
今の韓国は米国の駐留米軍に国土の安全を守られながら、政治は大きく中国に傾いている。
韓国軍人から意図的に中国側スパイなどに、核心技術が中国側に渡らない保証はない。
こうしたことから、F-35の核心技術を簡単に韓国側へ渡せるものではないことが理解できる。日本が開発している次世代戦闘機ATD-X(心神)の製造に関しても核心技術の供与はなされていない。

<4大核心技術とは>
・位相配列(AESA)レーダー
・赤外線探索および追跡装備(IRST)
・電子光学標的追跡装備(EOTGP)
・電子戦ジャマー統合技術
の戦闘機開発の核心技術(戦闘機と兵器との完全統合技術)。

 また、ほかの21の技術についても米国政府が許可を出すかは不透明、許可は出しても、他国へのKF-Xの売却は米国による許可制にするものと見られる。ただ、KF-Xはインドネシアとの共同開発(実態は開発費用総額の2割を受領するだけ)戦闘機であり、KF-Xはインドネシアへ渡ることになり、21の技術が漏洩する危険性は高くなる。
(因みに、韓国の練習機T35さえ、核心技術の半分以上が米国であり、韓国政府がT-35のアクロバット飛行隊を中国の航空ショーで飛ばそうとした時、米政府から待ったがかけられ、飛行できなかったように、いまや大昔の技術さえ米国は、中国側に漏洩する危険性を最大限注意している。韓国のT-35は自国産としてご自慢の機であったが、実態は米国の技術で作られたものだった)
つまるところ、韓国のKF-Xは米国のF-35を韓国で模写して生産する戦闘機ということ。
 戦闘機のエンジン一つ作れない。現代自動車のエンジンも三菱からGDIエンジンを有償で技術供与されたもの。

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米テキサス州フォートワース海兵隊基地のF-35製造ライン

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[ 2015年12月16日 ]
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