追報:イベント企画・運営のキッズコーポレーション(株)(東京)/破産開始決定
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イベント企画のキッズコーポレーション(株)(東京都港区西新橋1-7-13、代表:三好邦浩)は12月3日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、山内宏光弁護士(電話03-5408-6160)が選任されている。
負債額は約14億円。
同社は昭和54年4月設立のセールスプロモーションやイベント企画・運営を業とする会社。
大手広告代理店を得意先に持ち、「愛・地球博」やサラゴサ万博・日本館(スペイン開催)で運営業務を受託するなど2009年3月期には約29億円の売上高を計上していた。
しかし、その後はリーマン・ショックでイベントが減少、さらに東日本大震災では自粛ムードが拡がり、同社の受注は減少を辿る一方となり、2015期の売上高は約12億円まで減少、資金繰りも窮し今回の事態に至った。残念。
日本の親分ばかりが毎日イベントのようであるが、超円安や値上げ三昧で儲かっている大企業は内部に銭を溜め込み使おうとしない。いまや日本の大企業はサラリーマンが経営陣を陣取っており、銭の使い道も知らなくなっている。こうした経営者たちは、うるさい投資家のご機嫌取りに自社株買いくらいだ。これでは親分が何を言っても銭は世の中に回らない。内部留保を300兆円も溜め込んでしまっている。
会社名
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キッズコーポレーション株式会社
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所在地
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東京都港区西新橋1丁目7番13号 ナンサ虎ノ門ビル3F・4F
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設立
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昭和54年4月5日
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資本金
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80,500,000円
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代表者
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代表取締役社長 三好 邦浩
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役員
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代表取締役社長 三好 邦浩
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代表取締役会長 上野 義美
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従業員
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40名
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事業内容
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■各種プロモーション事業の企画・制作・運営
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■各種イベントに関わる警備業
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■各種イベント等における造作物の受託及び工事請負並びにそれらに関するコンサルティング
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■不動産、建設関連事業におけるトータルサポート事業
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■スポーツ分野全般におけるマーケティング事業
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主な得意先
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アサツー ディ・ケイグループ、オレンジページ、カヤック、サッポロ不動産開発、JTBグループ、進研アド、新東通信、すかいらーく、電通グループ、東急エージェンシーグループ、東京都、凸版印刷、ネイチャーラボ、博報堂グループ、日立インターメディックス、 福井県、福島工業、フジクリエイティブコーポレーション、モメンタムジャパン、ローソン、 etc. (※五十音順・敬称略)
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取引銀行
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三菱東京UFJ銀行 虎ノ門中央支店 ・ みずほ銀行 神谷町支店 ・ 三井住友銀行 三田通支店
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沿革
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1979.4
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(株)エプスタインミュージック設立。
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1982.8
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東京青山にミニFM局 KIDS STATION 開局。
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1985.3
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本社を原宿へ移転。プロモーション関連事業を本格化。
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1990.3
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キッズコーポレーション(株)に社名変更。
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1995.1
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デジタルメディア事業の可能性を探り、各種実験事業を開始。
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1995.4
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本社を西新橋へ移転。デジタルメディア事業を本格始動。
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1995.11
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建設業認定
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2005.11
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警備業認定
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2006.6
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プライバシーマーク取得
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2013.4
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事業開発部新設。(ディベロップメントサポート/スポーツマーケティング)
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許可・認定
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・プライバシーマーク 第10830174(05)号 JISQ15001:2006準拠
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・警備業認定 東京都公安委員会 第30003068号
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・一般建設業許可 (般-23)第105633号
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・特定建設業許可 (特-23)第105633号
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・第二種通信事業者 No. A-09-2227
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加盟団体
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(社)日本イベント産業振興協会
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(社)日本イベントプロデュース協会
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(社)日本パブリックリレーションズ協会
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(社)全国警備業協会
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(社)東京都警備業協会
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[ 2015年12月 5日 ]
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