アイコン 西鉄 白秋「からたちの花」の詩碑を棄てる

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柳川から白秋を取ったら何が残るのだろう。
福岡県柳川市の西鉄柳川駅に西日本鉄道(西鉄)が設置していた北原白秋の「からたちの花詩碑」が、駅舎建て替えのため一時撤去された後、廃棄処分されていた。
柳河駅構内にあり、柳川市が設けた文学碑巡りコースの1番目の碑、市や白秋記念館には「文学碑巡りに来たが、肝心の詩碑がない」などの苦情が来ていたという。

 碑は1980年の設置で西鉄が所有。黒御影石製で、横1.5メートル、高さ1メートル。柳川出身の白秋が、カラタチ並木を見て通学した記憶を基に作詩したとされる「からたちの花」の詩の全文が刻まれていた。

駅舎出入口の脇にあり、柳川に降り立った白秋ファンの最初の見どころだった。
 柳川市によると、2013年10月の新駅舎着工と同時に旧駅舎の解体が始まり、碑の撤去後に西鉄から「破損した」と報告があったという。
西鉄は、取材に対し「碑はいったん保管していたが、損傷があったため処分した」と説明。損傷の理由や程度は明らかにしていない。
 西鉄は、碑の代わりに、詩のパネルを駅前広場に設置する方向で市と調整中。3月に落成した新駅舎の外観に合わせた和風のデザインにするという。

 市の文学碑マップに記載された32の碑のうち、白秋関連は19に上る。
市観光課は「パネルは碑には当たらない」とし、柳川駅の碑は削除する。
記念館の大橋鉄雄館長は、駅のシンボルでもあったので廃棄は非常に残念。パネルではなく、きちんとした石碑を建立してほしいと話しているという。
以上、西日本新聞参照

西鉄は、自らが破損させ、破棄しており、自費で即碑を再建立することが必要だ。

 

 

[ 2015年12月14日 ]
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