アイコン 製薬会社を米ハゲタカが買収 薬価を50倍に吊り上げ販売

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米検察当局は17日、AIDS(エイズ、後天性免疫不全症候群)患者向け感染症治療薬を50倍も値上げして今年9月に物議を醸した米製薬会社チューリング・ファーマシューティカルズのマーティン・シュクレリ最高経営責任者(32)を詐欺容疑で逮捕した。
  元ヘッジファンド経営者のシュクレリ氏は、寄生虫感染症治療薬「ダラプリム」の権利を買い取った直後の9月、薬価を1錠13.50ドル(約1600円)か ら同750ドル(約9万円)へと引き上げて政界などから怒りを買ったが、悪名を馳せていることを喜ぶかのような振る舞いをみせていた。 ただ、逮捕容疑 は、薬価つり上げとは関係がないという。

FBI(米連邦捜査局)によれば、シュクレリ容疑者には「数々の虚言、ごまかし、強欲が絡んだ証券詐欺」を通じて計1100万ドル(約13億5000万円)を横領した疑いがかけられている。

方、検察は、同容疑者が経営していたバイオ企業レトロフィンとヘッジファンド2社も詐欺に関与しているとみている。
米ニューヨーク東部地区を管轄するロバート・ケーパー連邦検事は記者会見で、シュクレリ容疑者は2009年から「複数の詐欺に関与し、投資家を陥れるため虚偽の網を張り巡らしていた」と述べた。

シュクレリ容疑者はまた、米証券取引委員会(SEC)からも詐欺の疑いで告発された。 シュクレリ容疑者は全ての容疑について否認している。
 検察によるとシュクレリ容疑者はその後、500万ドル(約6億1000万円)を払って保釈された。レトロフィンの外部顧問を務めていたエバン・グリーベル弁護士も逮捕されたが、100万ドル(約1億2000万円)を払って保釈されたという。
 以上、AFP参照

アメリカを敬愛する日本の金融政策当局、同じようなことが日本で近い将来生じるものと見られる。保険が利かない薬剤で競争力を持つ薬剤ならば、何ボで売っても関係ない話。ハゲタカがハゲタカたる所以がここにある。

[ 2015年12月18日 ]
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