アイコン 三井住友建設 35年前建設当時溶接手抜きか アスティ損害賠償請求訴訟

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広島の衣料品メーカー「アスティ」(広島市西区商工センター2丁目 15-1、東証一部ヨンドシーHD・東京都品川区上大崎の子会社))は25日、本社建物の溶接などに手抜き工事があり耐震改修費が過大になったとし、施工 した三井住友建設(施工当時は住友建設)に対し、約3億7千万円の損害賠償を求め来年1月に広島地裁に提訴する、と発表した。

アスティによると、社屋は7階建て鉄骨造りで1980年に施工。老朽化のため2011年に耐震診断をした結果、設計図では柱とはりの断面を溶接して一体化することになっていたが、周囲を肉付けしただけだったことが判明した。そのため強度が落ち、耐震補強工事の費用が約3億2千万円高くなったと主張している。

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[ 2015年12月26日 ]
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