アイコン がん患者 部位ごとの相対生存率公表 総じて58.2%、死亡確率41.8%

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国立がん研究センターの研究班は、全国3万5000人の患者のデータを基に、がん患者全体の10年生存率は、58.2%だったとする調査結果を公表した。
国立がん研究センターの研究班は、平成14年までの4年間にがんと診断された全国の患者3万5000人のデータを基に、28種類のがんについて、診断から10年後の相対生存率をまとめた。

その結果、がん患者全体の10年後の相対生存率は58.2%だった。

また、部位別に見ると、
胃がんでは69%、
大腸がんでは69.8%、
で、それぞれ5年後の相対生存率と比べ、
胃がんは1.9ポイント低下、
大腸がんは2.3ポイント低下していた。

一方、
肝臓がんの10年後の相対生存率は15.3%、
乳がんは80.4%、
肺がんは33.2%
で、それぞれ5年後の相対生存率と比べ、
肝臓がんは16.9ポイント低下、
乳がんは8.3ポイント低下、
肺がんは6.3ポイント低下していた。

がんの相対生存率は、これまで診断から5年後のものが発表されているが、国内で大規模な患者のデータを基に10年後の相対生存率が公表されたのは初めて。
がんの種類によっては、治療後のフォローが5年でよいものと、ずっと見ていかなければいけないものがあることが、データとして見えるようになったのは大きい。
 
がんは早期発見が一番肝心、いまや少しの血液や尿で診断でき、疑われる人は必ずがん診断を受けましよう。

データを見ることができる全国がん(成人病)センター協議会のアドレスは、http://www.zengankyo.ncc.go.jp/etc/
 

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[ 2016年1月20日 ]

 

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