アイコン 米、新年から大洪水 ミシシッピ川各地で氾濫

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米中西部・南部で昨年末から続く記録的な大雨により洪水被害が広がっている。

前週、米中西部のオハイオ・リバー・バレーから南部のオクラホマ州東部にかけての地域で起きた河川の氾濫によって少なくとも31人が死亡、数千人の住民が避難を余儀なくされた。

ミシシッピ川やその支流の水位が記録的な水準に上昇、一部で氾濫しており、被害はさらに広がる可能性がある。
国立測候所によると、ミシシッピ川は、イリノイ州のテベスで3日にも水位が14メートルに達し、1995年に観測された過去最高記録を超える見通しだという。
米南東部のテネシー州ではエクソン・モービルがメンフィスにある石油精製関連施設を一時的に閉鎖した。

米中西部のイリノイ州では12の郡が被害地域に認定され、ロウナー州知事は州兵を動員し、避難地域での安全確保などにあたっている。
例年、米国中西部で洪水が起きるのは雪解けの時期に当たる春先だが、12月に温暖な気候が続いたことから雨量が増加し、冬季の洪水につながった。洪水が始まった後に気温が低下したことも状況を一層厳しいものにしている。

ミシシッピ川は支流も含め中北部のミネソタ州の源流から, ウィスコンシン州, アイオワ州, イリノイ州, ミズーリ州, ケンタッキー州, テネシー州, アーカンソー州を経由し ミシシッピ州とルイジアナ州間をメキシコ湾に流れ込むまで全長5,971キロの河川。
アメリカでは今回の河川氾濫前は、各地で竜巻の大被害が出ていた。

 経済への影響も心配される。
 今回の大洪水や竜巻は、燃料が安くなったことから、燃料喰いのCO2大排出のピックアップトラックがバカ売れ、温暖化や異常気象などに一向に気をとがめない国民性にも原因があると見られる。

ミシシッピ川各地で氾濫

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[ 2016年1月 4日 ]

 

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