5日、日経平均続落 上海株も下落止まらず
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官製相場の上海株、当局が油断すれば、すぐ下落する動きになってしまったようだ。
外野席では、イランとサウジ国交断絶、原油が上昇すると思いきや、アメリカでの石油備蓄がダブ付き37ドルから上がらず、新春幕開けの4日は世界主要市場が波乱の下落から始まった。
5日の東証も円高(ドル119円台、ユーロ129円台)が止まらず、4日の大幅安から戻せず続落、安倍首相の「もはやデフレではない」との宣言が、かろうじてキープしていた対ドル120円台をあっさり打ち破り円高(4日一時118円台)を誘引してしまった。
休日は必ずゴルフ三昧で英気を養う首相にとって、デフレなど関係ない話でもあろうが、円安に乗じた企業の企みによる物価上昇は、大幅賃上げでもしない限り、化けの皮が剥がれる。庶民の軽自動車が売れないことがそれを如実にあらわしているといえよう。ポルシェやベンツの販売店ばかり覗くお坊ちゃまの首相にとって、軽自動車販売店など見る価値もなかろうが・・・。
4日は株価急落で取引を途中で停止させた上海市場は5日、前日比▲0.259%下落、▲8.548P安の3,287.71P(日本時間16時23分現在、一もの時間間際の介入のようだ)と下落の歯止めがかかっていない。
5日の日経平均:前日比▲0.42%、▲76.98円安の18,374.00円
5日16時36分現在の対ドル円は0.07円円高の119.50円、対ユーロは0.21円高の129.11円
もはやデフレではない?
[ 2016年1月 5日 ]
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