アイコン 人乗せドローン「イーハン184」出品/電気クァッドコプター EHANG184

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ドローン米国で開催されている2016・CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で、初めて搭乗型のドローンが搭乗した。中国・広州のメーカーのイーハンが出品した。

電気クァッドコプター「イーハン184」は、最大体重100kgの乗客1人を乗せ、高度300~500mを飛行する。4枚のローターが取り付けられ、最高時速は100km。最高高度は3500m。約2回の充電で23分間飛行できるという。

同社によれば、既に人を乗せたテスト飛行は行なわれており、次は行政手続き上の問題を解決する段階だという。乗客を乗せるのにライセンスは必要ないと考えられている。

同社の共同創設者で財政部門のリーダーであるシャン・シャオ氏は、無人機は年内に発売予定で、価格は20~30万ドルとなるという。
(広東省深セン市のDJIは、すでにドローンで圧倒的な強さで世界1位を占めている。)

電気クァッドコプター「イーハン184」

現行のヘリコプターもレシプロエンジンの場合、2人乗り(要パイロット免許)が同じような価格帯であり、4人乗りも5千万円以内からある。
法整備がなされなければ当然、所有敷地内でしか飛ばせないことになるが、蓄電池技術も進化し続けており、リチウムから脱皮した次世代型・発電型が開発されれば、こうした分野は飛躍的に現実化するものと見られる。

日本は遅れている。技術開発力を削いでまで企業利益重視に走ったボークラサラリーマン経営者たちばかりの今の日本大企業になんら新鮮味は見出させないものとなっている。

救いは、米国や中国で台頭しているベンチャー企業が日本でも台頭してきていることにある。こうした未来に必要な素材・製品の開発研究をしている日本のベンチャー企業に対して、政府系ファンドは、いくらでも(何十兆円でも)投資すべきではないのだろうか(上場すれば回収もできる)。それほど、日本はシリコンバレーや中関村に対して遅れている。バカのいっちょ覚えのように国の隅々に至るまで公共投資しか日本の政治家の脳みそにはないのが現実だか・・・。

 

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[ 2016年1月12日 ]

 

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