アイコン CoCo壱番屋 カツ以外に産廃処理を依頼した廃棄製品一覧

スポンサード リンク
 

壱番屋は1月15日、産業廃棄物処理業者による自社製品不正転売に関する続報を発表した。当初発覚したビーフカツ以外の商品の不正転売が明らかになったことに対応した。
 
愛知県では産廃業者の大手であるダイコーが、CoCo壱番屋から依頼された廃棄用カツを産廃処理せず、「みのりフーズ」に転売、「みのりフーズ」からスーパーへ再転売され、スーパー等で販売されていた事件。
しかも、ダイコーに廃棄処分依頼した壱番屋の廃棄用食材はカツにとどまらず、ほかの廃棄用製品も横流しされ、スーパー等で販売されていたことが判明している。

 また、「みのりフーズ」は、横流ししたダイコーから、「至らないことは喋るな」と口止めの連絡があったという。

 
廃棄処分用ココイチのカツ3万3千枚の流れ
 
購入単価
ダイコー(稲沢市)
 
みのりフーズ(羽島市)
33
春日井市の業者
 
名古屋の食品商社
 
名古屋の食品卸会社
50~52円
名古屋のスーパー2店舗
65
消費者
80


ダイコーは、カツ3万3000枚を、1枚33円(30枚1000円)で製麺業「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)に横流ししたとされる。
「みのりフーズ」の実質的経営者(78)によると、ダイコーから「ココイチのビーフカツがあるけど、どうだ」と声をかけられたという。「わざわざ偽装してこんな安く卸すとは思わないし、ココイチだからと信頼していた」と主張している。
「みのりフーズ」は、愛知県春日井市の業者などに転売した。
この業者は、名古屋市内の商社に「ココイチの規格外商品」と説明し、1枚50~52円で転売した。仕入れた商社の社長(72)は「見本品は壱番屋の箱に入っていた。疑う余地などなかった」と肩を落としている。

この商社は、名古屋市内の食品卸会社に1枚55円で販売した。「損をしなければいいという値段。儲けはない」と話している。
食品卸会社は、市内のスーパーなどに1枚65円前後で卸した。
当食品卸会社の代表(71)は「ココイチというブランドに疑いを持たなかった。お客に迷惑をかけて申し訳ない」と涙をぬぐったという。
同市などに2店舗を構えるスーパーは、仕入れたカツを店頭で「ココイチのビーフカツ」との広告を付けて1枚80円(1袋5枚入りで398円)で販売。今月に入って事件が発覚するまでに大半を売り切っていた。
以上が経過だが、ただ、ビーフカツ以外にも転売されており、転売ルートが確立していた可能性がある。

 

ココ カツ

[ 2016年1月18日 ]
スポンサード リンク
 

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ