アイコン 日銀黒田丸 必要ならば追加緩和示唆 まだ片目しか開いていない正月相場

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18日の本日の日経平均は一時▲480円超まで値下がり、午前の終値は▲333円安となっている。このままでは、正月相場が1勝9敗、どこまで下がるのだろうか。
アベノミクス景気は、株価上昇も背景の一つにあり、何らかの手立てが必要な時に至っている。
世の中は中国の株価暴落を弄んでいるが、その原因の連鎖により、日本の株価も中国同様な動きとなっている。原油安も中国景気低迷に左右されている。
 日本全国、寒波も襲っている。

そうした中、日銀の黒田総裁は、景気の情勢について報告を受ける支店長会議で、新興国経済の減速などが景気や物価に及ぼす影響を点検したうえで必要な場合には追加の金融緩和も辞さない考えを改めて示した。

日銀は18日、全国32の支店の支店長らを集めた会議を開いた。
日銀によると冒頭で黒田総裁は、国内の景気について「輸出・生産面に新興国経済の減速の影響がみられるものの、緩やかな回復を続けている。先行きについても緩やかな回復を続けていく」と述べた。
一方、物価については、このところの原油価格の下落の影響で当面、消費者物価指数は前年比0%程度で推移するとしている。
そのうえで黒田総裁は、新興国経済の減速など、景気や物価に及ぼすリスク要因を点検して「必要な調整を行う」として追加の金融緩和も辞さない考えを改めて示した。

日銀が公表した黒田総裁の発言要旨は、前回、10月の支店長会議と全く同じ内容になっており、日銀としては最近の国際的な金融市場の混乱にもかかわらず、経済の状況や物価の基調には変化がないというメッセージを対外的に発信しようとしたものとみられる。
このままでは参議院選挙を戦えず、しかし、3月のFRBの会合までアメリカの利上げが現実行われるのかも不明であり、利上げになった場合の世界の金融市場の動向も未知、それかといって、足下の東証の株価指数は悪化を辿りつづけ、正月もまだ明けないものとなっている。政府日銀さんはどうすることやら・・・。
 日本では3つの年金も使い果たし、インパクトある手立ても少なくなる中、アラブの王様たちの原油安政策と手持ち証券の換金売りに世界中が震撼させられている。

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[ 2016年1月18日 ]

 

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