アイコン 中国人観光客の爆買 日本のフルーツに着目 2015年中国から500万人のお客さん

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独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版サイトによると、中国人観光客がさまざまな日本製品を爆買いしているが、梨などのフルーツも日本産を重視するようになっていると中国紙が伝えた。
日本の2015年新語・流行語大賞に選ばれた「爆買い」。中国人観光客がまるでイナゴのようにショッピングセンターや家電量販店に襲来し、大量の製品を購入するという意味(と説明している)。

円安とビザ発給要件緩和により、多くの外国人が日本を訪問しているが、その中でも中国人は最強の購買力を誇っている。
中国人観光客の狙いは「メイド・イン・ジャパン」。
日本のハイレベルな検品をくぐり抜けた高品質の製品、しかも偽物がないのが魅力。円安の影響もあり中国国内で買うよりもお得感もある。
もっとも日本でのショッピングに落胆する中国人もいるようだ。いい製品を見つけても、「メイド・イン・チャイナ」という表記がついていることもしばしば。

また、日本製品だけでなく、フルーツにも日本産を求める中国人が増えているという。大型クルーズ船で大挙押しかける鳥取県境港市では、到着すると商品が飛ぶように売れ、最近では、梨など日本産のフルーツも人気となっているという。
以上、

数年前、福岡県糸島市の農家では、ビニールハウスで新品種のイチゴを開発していたが、その苗を根こそぎ盗難にあったと報道されていた。
日本では、県産地で商品名が限定されたイチゴがほとんどであるが、韓国や中国では日本全国の評判の高いイチゴが生産されているという。
ただ、日本では、常に品種改良を重ねており、盗人まで追随はできないようだが・・・。
また、中国産は、日本種であろうと、成長を早めるため、人の健康に悪い植物用成長ホルモン剤など平気で投与していたりして、見栄えや味は美味しいものの安全面で大きな問題もあるという。
中国からの観光客の爆買いも対象商品が拡大・拡散している。炊飯ジャーに始まり、ウォシュレット、紙おむつ、風邪薬、頭痛薬、熱冷ましシート、化粧品、日本製服、ブランド物・・・。また、リピーターも多くなっており、2回目以降は観光を楽しむ客も多くなっている。

日本列島には各地に多くの美味しいフルーツがある。特に大型クルーズ船の寄港地などでは、近隣の美味しいと評判のフルーツを販売してみたらいかがだろうか。
長崎だったら茂木の枇杷が有名、鳥取は梨、青森はリンゴ、愛媛はミカンなどなど。

 
中国からの訪日客数月別推移
 
2013
2014
2015
 
客数
前年比
客数
前年比
客数
前年比
1
72,301
-47.1%
155,605
115.2%
226,200
45.4%
2
80,903
-1.3%
138,236
70.9%
359,100
159.8%
3
102,265
-20.9%
184,200
80.1%
338,200
83.7%
4
100,160
-32.7%
190,600
90.3%
405,800
113.0%
5
81,571
-27.3%
165,800
103.3%
387,200
133.6%
6
98,996
-21.4%
174,900
76.7%
462,300
116.3%
7
139,905
-31.5%
281,200
101.0%
576,900
105.1%
8
162,288
-14.7%
253,900
56.5%
591,500
133.1%
9
156,201
28.4%
246,100
57.6%
491,200
99.6%
10
121,335
74.0%
223,300
84.0%
445,600
99.6%
11
101,940
96.1%
207,500
103.6%
363,000
75.0%
12
96,572
84.5%
190,000
96.5%
347,100
82.7%
1,314,562
-7.8%
2,409,158
83.4%
4,993,800
107.3%
 

[ 2016年1月20日 ]
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