アイコン 廃棄食品横流し「ダイコーの取引先一覧」 みのりフーズ108品の在庫

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ココイチの廃棄カツ不正転売事件を起こした愛知県稲沢市のダイコーは、食品や食品残渣の産廃業者兼飼料・肥料製造会社のダイキンと同じ会社であり、ダイキンのホームページには、下記の取引先が掲載されている。

以下の取引先から回収した食材で、食べられそうな食材の全部を食品会社の「みのりフーズ」に転売し、食品会社の「みのりフーズ」から、さらに食品会社や食品商社に転売され、各地のスーパーやディスカウントスーパーなどで販売されていたものと見られる。

イ オンやセブン・ローソンのPB商品などの廃棄物の横流しでは、イオンらは直接取引がないとされているが、運送会社や物流倉庫に保管されていたものが、そう した運輸・倉庫会社からダイコーに廃棄処理のため運び込まれたものと見られる。そのため、ほとんどがケース入りであり、バラではない。

みのりフーズの実質経営者によると、「当初、不正を行ったのは、東日本大震災で売れなくなった(福島県産?、まだ食べられる)ジャコの会社から、廃棄処理を依頼されたダイコーから、(みのりフーズに)購入しないかと持ちかけられ購入した」のが発端となったと述べている。そうしたことから不正は、2011年から、これまで5年間近く行っていたと見られる。

当然、その5年間に、現在のみのりフーズの在庫108種の廃棄商品と異なる各種廃棄用食材が、みのりフーズを通じて、食品関係会社に再販売され、そうした会社からスーパーなどへ販売され、スーパーなどの窓口で販売されていたものと見られる。

2008年、ダイキン(現ダイコー)は、当時稼働していた三重県いなべ市の工場で、無許可で産廃処理をしたとして、三重県の行政指導を受け、いなべ市から撤退していたことがわかっている。ダイコーは当然、撤退損などから、業績を悪化させていたものと見られる。
ダイコーは、そうした廃棄用食材の廃棄費用を貰い、その食材を販売し、往復で利益を得ていたことになる。

 
ダイキン=ダイコーの取引先(HPより)
区 分
企  業  名
乳飲料メーカー
(株)愛知ヤクルト工場
 協同乳業(株)
 グリコ乳業(株)工場
 信州ミルクランド(株)
 名古屋牛乳(株)
 フロマージエアソシエジャポン(株)
 日本ミルクコミュニテイ(株)
 長野県農協直販(株)
 美濃酪農農業協同組合連合会
量販社・食品商社/外食産業
(株)壱番屋
 
 伊藤忠食品(株)
 
 フードサプライジャスコ(株)
 
 東海ペプシコーラー販売(株)
 
 日本アクセス浜松支店
食品製造・食品メーカー
 イビデン物産(株)
(株)オリエンタル
 エスエスケイフーズ(株)
(株)鎌倉ハム
 サンサプライ(株)
(株)鈴勝
(株)竹屋
 はごろもフーズ(株)
 フジフーズ(株)名古屋工場
(株)扶桑守口食品
(株)ポレア
 中央食糧(株)
 ナカキ食品
 奈良県農業協同組合
 日幸製菓(株)
 日本製粉(株)中部本部
(株)マルヨネ
 名糖産業(株)
(株)大和屋守口漬総本家
関連事業者
(株)旭メンテックス
(株)海部清掃
(有)天野総業
(株)オクムラ
(株)産経開発
(株)サンキョークリエイト
(有)サンテック
(株)食品流通システム関西センター
(有)鈴鹿エコサウンド
(株)スマイル紙業
(有)東海CRATER
 シバタ(株)
 太平洋セメント
 中央ヤクルト物流(株)愛知営業所
(株)東海カンパニー
 直販配送(株)
 名糖運輸(株)
 

[ 2016年1月21日 ]
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