アイコン 12月の外食産業市場2.7%増 焼肉好調 動向日本フードサービス協会

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ワタミ一般社団法人日本フードサービス協会(略称:JF=ジェフ 本部:東京都港区 会長:櫻田厚)は、協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査平成27年12月度の集計結果を次のとおりまとめた。
 それによると、12月は暖冬傾向で年末需要は比較的堅調に推移した。

<全体概況>
 12月は、暖冬のなか客足が比較的よく、忘年会、クリスマス、帰省など年末特有の需要がおおむね堅調で、メニュー改変等による客単価上昇にも支えられ、売上は前年を上回り102.7%となった。
一方、冬メニューが予想ほど伸びなかったFF和風と店舗数削減が続いている居酒屋の売上は前年を下回った。

<業態別概況>
1、ファーストフード業態
 
全体売上は104.2%と前年を上回った。 
「洋風」は、期間限定メニューやクリスマス需要が堅調で、売上は104.8%となった。
「和風」は、前月同様気温が高かったため定番の季節メニューが振るわず、売上は99.4%と前月に引き続き前年割れとなった。
「麺類」は、新商品と新店の健闘で売上は106.6%と好調、
「持ち帰り米飯・回転寿司」も、新商品が好調で102.5%と堅調に推移した。
「その他」は、アイスクリームが暖冬を追い風に好調、カレーも期間限定メニュー等が堅調に推移し、売上は108.2%となった。

2、ファミリーレストラン業態
・暖冬による外出機会の増加をうまく取り込み、全体客数は101.3%、売上は102.2%と、前年を上回った。
・業種別では、全ての業種で売上が前年を上回ったが、中でも特に「焼き肉」が好調で、売上は107.6%となった。
「洋風」は、店によって明暗を分けたが全体の売上は100.9%、
「和風」は、年末の帰省需要が堅調で103.9%、
「中華」は、店舗削減に伴う客数減があったものの高付加価値メニューの投入で客単価が上昇し、売上は100.1%。

3、パブ・居酒屋業態
・「パブ・ビアホール」は、忘年会シーズンで個人グループの集客が伸び、売上は104.1%となった。
「居酒屋」は、忘年会需要は比較的堅調だったものの、大規模な店舗削減が続き、客数92.8%、売上92.0%と前年比減が続いている。

4、ディナーレストラン業態
・暖冬と出店効果で客数は105.4%、売上は107.5%と好調に推移した。

5、喫茶業態
・客数は、前年のキャンペーン効果等の反動で99.6%と下回ったが、売上は102.5%と上回った。
以上、

居酒屋は大変だぁ。昔は年末年始は飲んだくれていたが・・・。
従業員こき使いのワタミショックが居酒屋をダメにした部分もあろう。
それより、若い人たちの多くが派遣や契約社員で飲み代や外食のユトリも相当減っていることだろう。
渡辺さんもせっかく国会議員であり、今のままでは税収減、年金減など将来を暗くする派遣や契約社員の待遇改善を先頭きって動けば、ワタミ離れも少しは回復すると思われるが・・・。

 

[ 2016年1月25日 ]
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