アイコン 中国と香港 輸出入に倍の開き またインボイスだけでの資金調達か

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中国は共産党独裁政権であり、経済では結果目標があり、各データに思うところの数値を散りばめさせているとされる。国家統計局の数値は信用ならず、経済学者でもある李克強首相も以前は利用できないとし、李氏が考案した算出モデルを今でも利用するところもある。

中国が発表した貿易集に基づく、昨年12月の香港向け輸出額と香港公表の中国本土からの輸入額が大きく異なり、実体のない送り状(インボイス)による貿易水増しが為替相場の変動で再び広がった可能性があると指摘されている。

中国発表の輸出額は、香港が明らかにした輸入額の1.94倍で、223億米ドル(約2兆64百億円)の開きがあった。

この相違は、倍率としてもドル建てベースの額としても、2013年3月以来の大きさとなった。
香港当局が26日発表した本土からの12月の輸入額は1,837億香港ドル(約2兆79百億円)。中国の税関総署が13日発表した12月の貿易統計によれば、対香港輸出額は前年同月比10.8%増の460億米ドル(約5兆42百万円)だった。

中国の12月の貿易統計をめぐっては、インボイスの水増しによる不正を反映している可能性がある。
以上、
中国金融当局による不動産バブルの調整期に、シャドーバンキング資金がその調整効力を一時台無しにしたが、その資金は、中身のないインボイスにより香港から資金調達して、高利のシャドーバンキングに還流させていたとされる。
 現在は、そうした資金調達を行う必要性は、当局の金融緩和政策によりないと思われるが、倒産間際の企業が山のようにあるとされ、高利のこうした資金で生き延びている可能性もある。
 

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[ 2016年1月27日 ]

 

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