2012年の武器不所持の黒人男女に137発の銃弾 警察官6人懲戒免職だけ
今や、アメリカの警察官はISかと思われるほど、残虐な人種差別を行っている。
米オハイオ州クリーブランド市警察は26日、2012年、武器を所持していなかった黒人男女2人が乗っていた車に警察官らが137発の銃弾を浴びせ、この2人を死亡させた事件で、関与した警察官6人を懲戒免職したと発表した。(この間も給与が支払われていたことになる)
同市では、2014年に模造銃を持っていた黒人少年タミル・ライス(当時12)が射殺された事件など、警察による一連の発砲事件に対する反発が高まってお り、同市警察は、今回の警官免職処分により信頼回復に向けた努力に「区切り」が付くことを願っていると述べている。(主犯格の警察官は刑事訴追され、白人 天国の裁判所により無罪となっている)
2012年の事件では、ティモシー・ラッセルさんとマリッサ・ウィリアムズさんが、警察との35キロにわたるカーチェイスの末、射殺された。
警官らは、2人の車が市警本部前を通過した際、たまたまバックファイア(エンジンのシリンダー内部の火炎が吸気管に逆流する現象)を起こしたのを銃声と勘違いし、追い詰めた車に向かって僅か20秒で137発の銃弾を浴びせた。(警察の武器は機関銃しか考えられない)
昨年5月には、うち49発を発射した白人警官に無罪判決が下され、抗議が相次いだことから、市当局は警察の組織改革を約束していた。
今回の市警察の発表によると、事件に関与した警官13人のうち、この白人警官を含む6人が免職となり、6人に停職処分が科される。残る1人は既に退職している。
クリーブランドは、人種差別が著しい米南部ミシシッピー川沿いにある。
市民が銃で武装した自由の国アメリカでの出来事。
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