アイコン ブラジルのジカ熱とは(小頭症誘発) オリンピックにも影響か ジカウイルス対策ワクチンなし

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ブラジルから帰国したアメリカ人や英国人たちなどが感染して帰国後発症しているジカ熱、妊婦は特に注意が必要で、感染した場合、小頭症の赤ちゃんを産むリスクがあるとされている。
WHOのチャン事務局長は、中南米などで感染拡大中のジカ熱に関する初の緊急委員会を2月1日に開催すると発表した。
ブラジルでは、今年8月5日(21日まで)から開幕するオリンピック・リオデジャネイロ大会、それまでにジカ熱がブラジルで終息させなければ、オリンピック出場者や観光客らを通じて世界へ急速に広がる可能性もある。

<ジカウイルスは蚊が媒介>
ジカウイルス ( Zika virus) とは、フラビウイルス科に属するRNAウイルスの一種。
ヤブ蚊や蚊による媒介により、ヒトにおける感染症を引き起こす。この感染症はアフリカからアジアにかけての赤道付近の限られた緯度の範囲で1950年代から知られており、ジカ熱と呼ばれる。
2014年に太平洋をまたいでフランス領ポリネシアとイースター島に、また2015年には南米、中米、カリブ諸国へと西に感染が広がり、シンガポールにまで及んだため、一部でパンデミックと見られている。
症状は微熱、頭痛、関節痛、皮疹、眼球結膜充血などがみられるが、発熱などはデング熱と比べると軽い。
現在有効な薬剤やワクチンはなく、対処としては安静にするのみである。

ジカウイルスは、フラビウイルス科の他のアルボウイルス (節足動物媒介ウイルス) によって引き起こされる黄熱病や西ナイル熱などとの関連性、および妊婦の感染による胎児の小頭症 ( microcephaly)の可能性が指摘されている。

2015年にビル・ゲイツ氏が「今後数十年のうちに1000万人を超える人間を死に至らしめることがあるのなら、それは戦争ではなく感染率の高いウイルスによるものだろう」と発言している。

日本の厚生労働省およびアメリカ疾病予防管理センター (CDC) は、妊娠中の女性に対して、感染が見られる国への渡航に注意を呼びかけている。

<対策ワクチンなし> 殺虫剤・蚊取り線香・蚊帳しかない
2016年1月現在、ジカ熱に対するワクチンや治療薬は存在しない。
そのため、流行地域の訪問を避けるか、訪問する際にはできるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用すること、また蚊帳の使用など、蚊に刺されないように注意することが必要となる。
以上、ウィキ参照

<国立感染症研究所>
ジカウイルス感染症(ジカ熱)のリスクアセスメント/2016.1.20
http://www.mhlw.go.jp

[ 2016年1月29日 ]
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