アイコン トヨタ 愛知製鋼の爆発事故で来週 残業と休日出勤取りやめ 特殊鋼不足

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トヨタ自動車は来週、国内のすべての車両生産ラインで残業と休日出勤を取りやめる。グループの愛知製鋼の工場で8日に発生した爆発事故(負傷者数名)の影響により、取引先を含めて特殊鋼を使った部品づくりが滞る可能性が出てきた。
定時だけの稼働に生産を抑えながら、サプライチェーン(供給網)の状況を見極め、先行きの生産計画を練り直す。
 トヨタ本体と生産子会社を含むすべての車両生産ラインで、来週平日の残業などを取りやめる。

トヨタ自動車グループの愛知製鋼は21日、今月8日午後11時ころ、愛知県東海市にある知多工場の圧延加工工程で、車部品向けなどに月7万トンの特殊鋼を造っていた工場爆発事故で、加熱炉にバーナーで点火する際、漏れていたガスに引火したのが原因とみられ、停止している特殊鋼の加工ラインの復旧が3月中になる見通しだと発表していた。

同社の他のラインで代替生産を始めたほか、神戸製鋼所など同業他社にも生産を委託。トヨタなどへの製品供給に支障が出ないようにする。
 事故を受けてトヨタは、三好工場(愛知県みよし市)で生産する足回り部品の海外向け出荷を一時、取りやめていたが20日から再開していた。
トヨタは「他の鉄鋼メーカーのバックアップなどで車両生産への影響は回避できている」としていた。

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[ 2016年1月29日 ]

 

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