アイコン 中国事態収拾に動く、TWICEの台湾ツウィ(周子瑜)の台湾国旗問題 一部始終

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中国は、韓国ガールズグループ、TWICEの台湾人メン バー、ツウィ(周子瑜、16歳)による「国旗騒動」の事態収拾に乗り出し、国営メディアでツウィに同情的な報道を始めたほか、事件のきっかけをつくった台 湾出身の歌手で、台湾独立反対派の黄安も一部から批判を浴びている。

 「ツウィ」というインターネット検索は、一時できない状態だったが、現在は歌やミュージックビデオも普段通りに検索できるようになった。国営中国中央テレビも音楽チャンネルでツウィの公演画面を放送した。

 中国共産党機関紙、人民日報のソーシャルメディア「侠客島」は17日、「ネットユーザーのツウィ批判は、狂ったポピュリズムだ」とする評論を掲載した。
評論は、「中国のネットユーザーによるツウィ批判は、集団的狂乱のレベルだ。多くの人がツウィの気持ちを考えることなく、事件の背後にある複雑な政治ゲームや歴史的対立についても考えなかった」と指摘して、事態の収拾に努める動きをとり始めている。

<ツウィ(周子瑜)とは・・・>

台湾・台南出身のツウィは中学生だった13歳の時、韓国の大手芸能事務所JYPエンターテインメントの練習生に選ばれ、ソウルに来韓。
JYP関係者は「スカウトチームのスタッフが偶然、動画共有サイト『ユーチューブ』にアップされていたツウィのダンス動画を見て、『可能性を秘めている人材』だと考え、台湾まで行ってスカウトした。

子どものころからダンスレッスンを受けていたツウィはダンスや歌が好きで、K-POPも好きだったことから、すんなり契約した。
練習生の時から優しく素直な性格で、仲間やスタッフの間でも評判が良かった。韓国料理もよく食べ、ホームシックもなく、すぐに韓国に慣れた」と語った。
 2年の練習生期間を過ごした後、昨年10月にアイドルグループTWICEのメンバーとして正式デビューした。
ケーブルテレビチャンネルMnetの番組『SIXTEEN』がその足掛かりになった。
『SIXTEEN』は、JYPが新人アイドルグループをデビューさせるため、所属する女性練習生16人を競い合わせ、そのうちの一部だけをメンバーに選ぶというオーディション番組。

ツウィは当初、ほかの候補に比べダンスや歌の実力が劣っていたが、番組の中盤あたりから実力をぐんぐん伸ばした上、ルックスがいいことからファンが増え、ファン投票1位になった。
ツウィが番組に出ている様子が台湾でも知られるようになり、台湾のファン1万人以上も投票に参加、とうとうTWICEの最終メンバーに入った。
デビュー後、TWICEのメンバーの中でもひときわ注目を浴びたツウィは、通信企業「LG U+(エルジー・ユープラス)」のCMモデルにも起用された。
同社は、ライバル企業の「SKテレコム」がアイドルグループAOAのソルヒョンを打ち出したマーケティングで人気を得ているのを受けて、「ツウィ・フォン」のCMで対抗した。

これで人気に火がつき、バラエティー番組の出演オファーで優先順位ナンバーワンになった。
 問題はこうした時期に起こった。

昨年11月22日のMBC『マイリトルテレビ』に出演したツウィが、JYP関係者から貰った台湾「国旗」の「青天白日満地紅旗」を振ったことが後に問題になった。
この番組は、芸能人がそれぞれ個人のインターネット放送をして視聴率を競い合い、後にそのネット放送を編集してテレビで放映するもの。
ツウィはTWICEの日本人メンバー3人と一緒に出演した。4人は自己紹介の時、それぞれの国の「国旗」を振った。
しかし、テレビの本放送では編集でカットされ、この部分の放送はされなかった。ただ、本放送前のネット放送でこうした場面を放映されていた。

人権問題に飛び火
 ところが、それから2ヶ月たった今月8日、台湾の独立に反対している台湾出身の歌手、「黄安」が、台湾「国旗」を振るツウィの写真を中国のインターネット上にアップしたことから波紋が広がった。
JYPとJYPのパク・ジニョン代表は「政治的な意図はなかった」と釈明、16歳のツウィが、黒い服を着て暗い表情で謝罪文を読み上げたが、波紋は収まっていない。韓国では、「ツウィ騒動」は人権問題に広がりつつある。

社団法人「韓国多文化センター」は18日、「『ツウィ騒動』を起こしたJYPエンターテインメントとパク・ジニョン代表の人種差別・人権弾圧行為を、国家人権委員会に提訴し、検察に告発する方針だ」という声明を発表している。
 以上、韓国紙等参照

 これで、TWICE人気は今後頂点に達するか、政治的なものとして忌み嫌われるか。母国を愛する権利は世界の市民にある。

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[ 2016年1月19日 ]

 

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