アイコン 中国紙 日本のXASM-3ミサイルは脅威と

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「矛盾」という言葉は中国の韓非子の故事に基づく言葉。故事にあるとおり、どんな盾をも突き破れる矛と、どんな矛でも突き破れない盾とは同時に存在し得ないもの。
だが、中国メディアの網易は、日本で完成間近の最新型ミサイルは、「どんな盾でも突き破れる矛」となり得ると論じている。

(日本の)防衛省技術研究本部が完成を目指す最新型の対艦ミサイルは「XASM-3」と呼ばれる。マッハ3の超音速で目標に接近可能で、ステルス性があるため発見されるまでの時間を遅らせることができる。
つまり、海上艦隊にすればミサイルが接近していることに気づきにくく、気づいたとしてもマッハ3という速度で接近するため迎撃時間は僅かしかないことを意味する。
記事は「XASM-3は人類最強のミサイルだ」としたうえで、中国にとっては脅威であるとの見方を示した。

では中国にとってXASM-3は、具体的にどのような形で脅威になるのだろうか。
仮に中国と日米が戦争に突入した場合、中国にとって宮古海峡は太平洋に出て交戦するための最も重要な航路となる。そして宮古島に現在配備されている地対艦ミサイルでは中国軍の宮古海峡通過を阻止できないとする分析もあるなか、「XASM-3」ならば確実に阻止できる力があると記事は指摘している。
さらに記事は、中国海軍の「中国版イージス」とも称される052D型駆逐艦について、XASM-3による集中砲火は、空母を含む052D型駆逐艦を殲滅させることが基本的に可能になると指摘している。

XASM-3は、現在のところ「どんな盾をも突き破れる矛」となれるポテンシャルを持つようだ。
以上、報道等

国際秩序などお構いなしの覇権主義国家の中国共産党独裁政権による金に糸目をつけない兵器開発は、地上、海上、いまやキラー衛星などの宇宙に及んでいる。そうした中国に対して、現実的に対応できるだけの兵器の所有は国土防衛からしても当然必要となる。

<XASM-3>
防衛省技術研究本部が開発中の空対艦ミサイル(対艦誘導弾)。80式空対艦誘導弾(ASM-1)及び93式空対艦誘導弾(ASM-2)の後継の空対艦攻撃ミサイルとして開発中、今春(平成28年度)の開発完了を目指している。戦闘機に2基もしくは4基搭載可能。
全長:5.25m
最大速力:マッハ3以上
射程距離:80nm(約150km)以上
重量:900kg
動力:インテグラル・ロケット・ラムジェット
誘導方式:慣性/GPS誘導(中間段階) + アクティブ/パッシブ複合誘導(終末段階)

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<中国軍の異次元の脅威>
アメリカ軍が中国軍ミサイルで脅威としているのは、「空母キラーミサイル」とされる地対艦ミサイルの「DF-21D」
最大射程3,000キロメートル (1,900 mi)の世界初の地対艦弾道ミサイル。

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これも戦艦キラーミサイルとされる地対艦ミサイル「YJ-62A」

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[ 2016年1月13日 ]

 

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