アイコン 1月の住宅着工戸数0.2%増、賃貸伸びる、分譲マンションは▲19.2%減の5ヶ月連続減

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国交省が29日発表した1月の新設住宅着工は、持家及び分譲住宅が減少したが、貸家が増加したため、全体では前年同月比0.2%の増加となった。

また、季節調整済年率換算値では前月比1.5%増となった。

1.総戸数
○新設住宅着工戸数は 67,815戸。

・前年同月比 0.2%増, 12月の減少から再び増加。
○新設住宅着工床面積は 5,464千㎡。
・前年同月比 ▲2.2%減, 2ヶ月連続の減少。
○季節調整済年率換算値では 87万3千戸。
・前月比 1.5%増, 先月の減少から再びの増加。

2.利用関係別戸数
①持家=注文住宅

○持家は 20,264戸(前年同月比▲0.1%減, 2ヶ月連続の減少)
・民間資金による持家は 17,719戸(同▲2.8%減, 2ヶ月連続の減少)
・公的資金による持家は 2,545戸(同 23.8%増, 11ヶ月連続の増加)
公的資金による持家は増加したが,民間資金による持家は減少したため,持家全体で減少となった。

②貸家=賃貸マンション・AP・貸家等(金持ちの相続税対策需要が底を見ない)
○貸家は 28,288戸(前年同月比 5.3%増, 3ヶ月連続の増加)
・民間資金による貸家は 25,376戸(同 3.2%増, 3ヶ月連続の増加)
・公的資金による貸家は 2,912戸(同 27.9%増, 2ヶ月連続の増加)
民間資金による貸家が増加し, 公的資金による貸家も増加したため,貸家全体で増加となった。

③分譲住宅
○分譲住宅は 18,903戸(前年同月比▲5.7%減,2ヶ月連続の減少)

・分譲マンションは 8,383戸(同▲19.2%減, 5ヶ月連続の減少)
・分譲一戸建住宅は 10,359戸(同 8.9%増, 3ヶ月連続の増加)
一戸建住宅は増加したが,マンションが減少したため,分譲住宅全体で減少となった。

3.地域別戸数
○首都圏 総戸数(前年同月比▲4.0%減)

持家(同▲4.4%減),貸家(同4.7%増),
分譲住宅(同▲11.0%減)
うち分譲マンション(同▲20.6%減),うち一戸建住宅(同 2.2%増)

○中部圏 総戸数(前年同月比▲2.9%減)
持家(同 増減なし),貸家(同▲4.7%減),
分譲住宅(同▲5.4%減)
うち分譲マンション(同▲ 33.3%減),うち一戸建住宅(同 12.3%増)

○近畿圏 総戸数(前年同月比 10.2%増)
持家(同 4.0%増),貸家(同 12.1%増)
分譲住宅(同 12.4%増)
うち分譲マンション(同 12.8%増),うち一戸建住宅(同 12.9%増)

○その他地域 総戸数(前年同月比 1.7%増)
持家(同 0.9%増),貸家(同 6.3%増),
分譲住宅(同▲6.2%減)
うち分譲マンション(同▲44.8%減),うち一戸建住宅(同 19.0%増)
以上、

売れないのに、高騰し続ける分譲マンション、国際価格は下がっても下がらない日本の建築資材、ゼネコン利益も取りすぎの感。インフレターゲット2%では容認するしかないのだろうか。お国のため。

 

首都圏の分譲マンション着工戸数月別推移
 
2012
2013
2014
2015
2016
 
 
 
 
 
対前年
 
対前年
戸数
戸数
戸数
戸数
同月比
戸数
同月比
1
5,275
5,972
7,910
6,423
-18.8
5,097
-20.6
2
6,950
7,410
5,676
7,324
29.0
 
 
3
4,853
4,746
3,507
3,506
0.0
 
 
4
7,194
5,860
3,098
6,986
125.5
 
 
5
6,383
8,552
3,742
6,469
72.9
 
 
6
4,288
4,983
4,532
7,225
59.4
 
 
7
6,576
4,517
4,697
3,580
-23.8
 
 
8
6,027
6,201
4,940
5,593
13.2
 
 
9
5,186
6,295
6,023
3,602
-40.2
 
 
10
5,437
3,839
7,102
3,721
-47.6
 
 
11
6,371
4,788
4,632
5,024
8.5
 
 
12
6,004
4,884
5,087
3,627
-28.7
 
 
合計
70,544
68,047
60,946
63,080
3.5
5,097
-20.6
 

[ 2016年2月29日 ]
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