１月の卸売物価指数など
1月卸売物価指数(前月比） ：前回：-0.2% 予想：-0.2% 結果：+0.1%
1月卸売物価指数（除食品、エネルギー/前月比） ：前回：+0.1%（改訂：+0.2%) 予想：+0.1% 結果：+0.4%
１月の住宅着工　中部の洪水・東部の大雪が影響か
米・1月住宅着工件数（年率換算） ：前回：114.9万件（改訂：114.3万件) 予想：117.3万件 結果：109.9万件 ・・・予想を下回る
米・1月住宅着工件数(前月比）：前回：▲2.5%（改訂：▲2.8%) 予想：+2.0% 結果：▲3.8% と予想を大幅に下回る。
米・1月建設許可件数（年率換算） ：前回：123.2万件（改訂：120.4万件) 予想：120.0万件 結果：120.2万件
米・1月建設許可件数(前月比）：前回：▲3.9%（改訂：▲6.1%) 予想：▲0.3% 結果：▲0.2%
米・MBA住宅ローン申請指数
MBA住宅ローン申請指数（前週比) ：前回：+9.3% 予想：N/A 結果：+8.2%

以上を受け、NYダウは１７日３連騰になっている。

＜円の動向＞
　１１３円～１１４円台
円は欧州が開くと買われ、米国が開くと売られている。欧州の投資家は欧州経済や欧州委の金融政策に対して疑心暗鬼になっているようだ。 それもこれもユーロ中心国のドイツ最大の銀行であるドイツ銀行の信用不安から生じたもの。
欧州委が発行を認可した銀行丸得のCoCo債(偶発転換社債)、　ドイツ銀行は発行したCoCo
債から信用不安を生じ、株価急落の信用不安から、発行したCoCo債を全部買い戻すと表明、９日の株価１５．３８ユーロから１７日には１７．５２ユーロまで戻している。しかし、１２月末の24.15ユーロからはまだかなり落ちたままとなっている(１月末は17.89ユーロ)。ユーロに対する投資家心理からユーロやドルが売られ円を買う展開となっている。そろそろ落ち着くものと見られる。