アイコン ドイツ証券とSMBC日興証券に過怠金処分 インサイダー取引 

スポンサード リンク

日本証券業協会は16日、情報管理や内部管理に不備があったとして、外資系証券の「ドイツ証券」に3000万円、証券大手の「SMBC日興証券」に2000万円の過怠金をそれぞれ支払うよう命じる処分を出した。
当協会は、ドイツ証券に対し、情報管理に不備があったとして、3000万円の過怠金を支払うよう命じる処分を出した。
ドイツ証券では、アナリストが上場企業から入手した公表前の業績に関する情報を営業担当者らに伝え、このうち2人がこの情報をもとに顧客に対して株式の売買の勧誘を行っていたという。

この件では昨年12月、金融庁がドイツ証券に対し、再発防止などを求める業務改善命令を出していて、東証も16日、6000万円の過怠金を支払うよう命じる処分を出している。

また、日本証券業協会はSMBC日興証券に対し、内部管理に不備があったとして2000万円の過怠金を支払うよう命じる処分を出した。
SMBC日興証券では、元執行役員が知り合いに株式の公開買い付けの情報を事前に教えインサイダー取引をそそのかしたとして平成25年に1審で有罪判決を受け、元執行役員の控訴も棄却されている。
この件では、東証も2年前、1000万円の過怠金を支払うようSMBC日興証券に命じている。

 

スポンサード リンク
[ 2016年2月17日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ