アイコン 原発再稼動の邪魔者「太陽光発電」買取価格4年連続減24円に

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世界では風力発電能力が原発のそれを超えたと報告されている。
日本では、太陽光で発電した電気を電力会社が買い取る価格が、新年度から4年連続で引き下げられることになり、経産省は、コストが高い発電事業者の参入を抑えることで、原発再稼動に弾みをつけたい意向。

再生可能エネルギーで発電された電気は、電力会社がいったん買い取ったうえで電気料金に上乗せされる仕組み。
買取価格を毎年見直している経産省の有識者会議は、新年度の価格について検討し、22日に見直し案を了承した。

それによると、太陽光発電の新規事業者の買取価格は、1キロワットアワー当たり3円引き下げて24円にする。一方、住宅の屋根などで太陽光発電を行う家庭からの買い取り価格は、2円引き下げて、地域ごとに31円から33円にする。(当初、事業者からの買取価格は40円だった)
理由について、経産省は、太陽電池パネルなど設備の設置の費用が下がったためとしているが、本音は原発再稼動によって邪魔ものになる。

経産省は、買取価格の引き下げによって、コストが高い発電事業者の新たな参入を抑えたいとしているが、実際、一旦フクシマ原発のように爆発ともなると原発より高いものはない。また、ウラン棒の使用済み燃料も放ったらかし状態。1993年から約2兆1,900億円の費用をかけ、青森県上北郡六ヶ所村に建設されている再処理施設も、いつまで経っても試運転中。まったく本格稼動の状況ではない。日本海溝にこっそり捨てるしかないのが実情か。

原発が再稼動する中、太陽光発電の電力など経産省・電力会社にとって邪魔者でしかない。家庭用まで値を下げるのがその証拠だろう。
国民負担減などの言葉でごまかさず、はっきりモノを言えばいいものを。
 

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[ 2016年2月23日 ]

 

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