アイコン LINE 夏以降上場へ 東証とNY市場へ

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韓国ネイバー100%子会社の無料対話アプリ会社「LINE」が、ニューヨークと東京市場で新規株式公開(IPO)を計画している。IPOに伴う資金調達額は最大30億ドルという。
上場準備が進んでおり、夏前には上場予定日が確定するものと見られる。米国での上場は、ニューヨーク証券取引所かナスダックのいずれかになる。

この上場は、米モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、JPモルガンと野村證券が手掛ける。
ネイバーは、LINEのIPOに当たってはさまざまな選択肢を検討していると説明したが、決定事項は何もないと述べた。
LINEの広報担当者は「IPOは、選択肢の一つであって、現時点では何にも決まっていない。上場の有無、タイミング等については、マーケットや業績動向を見極めた上で決定する」とコメントした。
ネイバーの黄仁ジュン最高財務責任者(CFO)は昨年8月、収益と市場環境が改善するまで新規上場を延期するとしていた。
以上、

株式市場は、スマホも売れなくなり、ITゲームなど株価は一頃より暴落している。LINEは時価総額が1兆円にもなるとされるが、すでにダウンロード客の増勢はストップしており、同社も利益を上げるための刈り込みに専念している。これまでのLINE関連銘柄の利益も興ざめ状態。LINE株が一時的に上がったとしても、単にアメリカ市場強化のための上場ではインパクトに欠け、上場後の利益拡大が見えてこない。それでは時価総額が維持できるか懐疑的なものとなる。

最初に上場を検討した一昨年秋の上場だったら、会員数も当時、急増しており、株価もうなぎ上りだったと思われる。何事もタイミングというものが必要だ。なお、本家韓国でのLINEの普及は今一、カカオトークが圧倒している。中国でのネットや言論の弾圧も同社には悪影響を与える。


LINE

[ 2016年3月 7日 ]
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