アイコン 南方都市報「魂帰大海」で解任処分 習独裁政権のメディア弾圧に抵抗か

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中国広東省広州市で発行され、官営メディアでも開放的とされる地方紙「南方都市報」の記者が習近平国家主席の動向に関する記事と並んで掲載した1枚の写真を理由に解任などの懲戒処分を受けたことが分かった。

英BBCは3月2日、南方都市報を発行する南方報業伝媒集団の内部文書を引用し、同紙の編集記者、劉玉霞氏を解任し、王海軍副編集長と当日の当直だった編集委員1人にも処分を下したと報じた。
習主席は2月19日、3大官営メディア(人民日報、中央テレビ、新華社)を視察し、世論工作について演説。習主席は当時、「官営メディアは宣伝のための陣地だ」と述べ、メディアに忠誠を求めた。

これに関連し、南方都市報も20日付1面で、習主席のメディア視察について伝え、広州版には、習主席が中央テレビを訪れた場面の写真を掲載したが、深セン版には習主席の記事の見出しの真下に、1月末に死亡した改革・開放の元老、袁庚・元招商局集団会長の遺骨が海にまかれる様子の写真を掲載した。

写真には「魂帰大海(魂が海に帰る)」との文字が添えられており、メディアに党への忠誠を求めた習主席に対し、「改革は終わりを告げた」という風刺の意味を込めたのではないかとの憶測を呼んだ。
 
習政権がメディアへの締め付けを強化する中、中国放送映画テレビ連合会とドラマ製作産業協会は2月3日、「ドラマコンテンツ製作通則」を作成し、不倫、同性愛、未成年者の恋愛、おばけ、巫俗(ふぞく、宗教)に関するドラマの製作を禁止することを決めた。
以上、報道参照

追、
2016年3月5日、中国共産党機関紙・人民日報が発表した記事の中で、日本のAV女優蒼木マナを教師の映像として掲載していたことが、ネット民により指摘され、すぐ削除されたという。しかし、掲載した編集員の処分間違いなしと囁かれている。(教師と生徒の・・・)

 

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[ 2016年3月 7日 ]

 

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